NESTA資格はパーソナルトレーナーに必要な資格?NESTA資格が必ず取得できるスクールも紹介!
パーソナルトレーナーとしての知識、技能だけでなく、ビジネススキルも学ぶことができるのがNESTA(ネスタ)です。
NESTAは世界的にも有名な資格のため、これからパーソナルトレーナーを目指す方はNESTAの資格を取得することをおすすめします。
この記事では、NESTAの資格や費用、勉強方法について解説します。
これからパーソナルトレーナーになりたい、ゆくゆくはジムを開業したい、ジムのマネジメントもしていきたいと考えてる方はぜひご覧ください。
Contents
NESTAとは
NESTAはNational Exercise & SportsTrainers Associationの略称で、高度なトレーニング知識を学び、トレーナーになるための教育を提供している世界的にも有名な団体です。
NESTAは認知度の高い団体であるだけでなく、優秀なパーソナルトレーナーになるために必要な知識、開業して成功するために欠かせないコミュニケーション、ビジネス能力を身につけることができる資格を発行しています。
また、パーソナルトレーナーを目指している人に向けた内容はもちろんのこと、一般の人に向けてのボディメイクや健康を身近に感じてもらえるようなプログラムを設置しています。
NESTAが他の資格と異なる大きな点は3つ業界の中でも知名度が高い、国際的なパーソナルトレーナー資格を発行している、ビジネススキルも学べることにあります。
以下ではNESTAの概要だけでなく、ぜひ知っておいてほしい特徴についても解説していきます!
NESTA-PFTの資格、どんな資格?
NESTA-PFTの最大の特徴は生理学、解剖学、心理学などのトレーニングに関する専門知識だけでなく、トレーナーとしてのビジネススキルも身に付けることができる点です。
国際的にも知名度が高く、専門的なフィットネス・ウエルネスに関する知識や実践できるスキルだけにとどまらず、ビジネスとして広報活動、管理業務、接客マナー、更にはマーケティングとパーソナルトレーナーは必ず知っておきたい内容ばかりです。
パーソナルトレーナー初心者の方、業界未経験からパーソナルトレーナーへの転職を目指している人にはぜひおすすめしたい資格です。
NESTA-PFTはトレーナー資格の中でも難易度が低く、資格取得までにかかる費用も少ないため現在保有している人の数も多く、人気の最も高い資格と言えます。
次にNESTA-PFTの受験資格について見ていきましょう!
NESTA-PFTの受験資格
NESTA-PFT資格の受験資格をクリアするためには下記記載の必須要件全てを満たすことと、該当要件4つのうちのどれかを満たしている必要があります。
【必須要件】
■NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済みである
※他サイトからの購入、他人からの譲渡では受験できませんのでご注意ください。
■CPR・AEDの技能を習得・保持している(定期的にトレーニングを積んでいる)
※MFA(メディック・ファースト・エイド®)、IEMA(国際救命救急協会)の講習を推奨しておりますので、お持ちでない方はご検討ください。
※定期的なトレーニングを積んでいる必要があります。受講の証明書等の提出は必要ありません。
■日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
■満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
該当しない方は、以下の2つの方法で受験いただくことが可能です。
1.高卒資格を何らかの形で取得いただき、通常受験要件を満たす
2.NESTAが認定する教育カリキュラム 「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ」にて、カリキュラムを修了する
【該当要件】
■次の1~4のうち、1つ以上の項目に該当する
1.1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
2.1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
3.体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
4.NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)を受講済みである
NESTA-PFTの費用についてです!
NESTA-PFTの費用
1.認定試験
受験資格を満たしていれば誰でも受験することができます。
教材費 | ¥14,960円(税込) |
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事前講習受講料 | ¥16,500円(税込)※8時間 |
認定試験受験料 | ¥8,250円(税込) |
受験登録 合格後資格登録料 |
¥40,040円(税込)※再受験有効期間:1年 合格登録期間:4年 |
合計 | ¥79,750円(税込) |
2.ゼミコース
a)4日間(32時間)集中コース
・座学を中心とした理論を集中的に学習します。
コース受験料 | ¥105,600円(税込) |
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教材費 | ¥14,960円(税込) |
事前講習受講料 | ¥16,500円(税込) |
認定試験受験料 | ¥8,250円(税込) |
受験登録 合格後資格登録料 |
¥40,040円(税込)※再受験有効期間:1年 合格登録期間:4年 |
合計 | ¥185,350円(税込) |
b)徹底学習できるセレクトコース
・「ビジネス(2日)」「基礎理論(2日)」「実践(2日)」と3つのコースをセレクトできます。
【基本コース:1コース・2日間・16時間】
コース受講料 | ¥52,800円(税込) |
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教材費 | ¥14,960円(税込) |
事前講習受講料 | ¥16,500円(税込) ※8時間 |
認定試験受験料 | ¥8,250円(税込) |
受験登録 合格後資格登録料 |
¥40,040円(税込) ※再受験有効期間:1年 合格登録期間:4年 |
合計 | ¥132,550円(税込) |
c)再受験フォローコース
苦手な教科、不安な単元を再度学び直すことができます。
コース受講料 | ¥52,800円(税込) |
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3.WEBコース
E-mailを使って、各章の課題に沿って担当講師と個別に学習を進めます。
子育てや育児で忙しく自分のペースで勉強したい人、平日の昼間は働いているため、授業を受けに行く時間を確保することが難しい人におすすめです。
コース受講料 | ¥38,500円(税込) |
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教材費 | ¥14,960円(税込) |
事前講習受講料 | ¥16,500円(税込) |
認定試験受験料 | ¥8,250円(税込) |
受験登録 合格後資格登録料 |
¥40,040円(税込)※再受験有効期間:1年 合格登録期間:4年 |
合計 | ¥118,250円(税込) |
NESTA-PFTの合格率、難易度を見ていきましょう!
NESTA-PFTの合格率・難易度まとめ
NESTA-PFTの合格率は50~60%
NESTA-PFTの難易度は中程度で決して難しくありません。
試験内容は全て公式テキストに基づいて出題されるのできちんと勉強していれば必ず合格できます。
試験は筆記のみで2時間、125問中100問正解で合格、つまり8割以上の正解で合格となります。
NESTA-PFTの試験内容
試験内容は全部で12項目あり、生理学、解剖学、栄養学などの身体に関することから売り上げなどビジネスの成功に関することまで様々です。
NESTA-PFTの試験時間・試験日程
NESTA-PFTの試験時間は2時間で試験日程は毎月東京と大阪で1回ずつ行われます。
月によっては違う場所でも試験が実施されたり、1か月の中でも試験が実施されるタイミングは不規則なので受験を考える場合は細目にHPを確認するようにしましょう。
NESTA-PFTの取得をおすすめしたいのはどんな人でしょうか?早速見ていきましょう!
NESTA-PFTの取得をおすすめしたいのはこんな人
NESTA-PFTの取得はパーソナルトレーナー業界初心者の方、トレーニング知識は持っているけれどビジネス力を身につけたいと思っている人におすすめです。
パーソナルトレーナー業界初心者の人
フィットネストレーナー、スポーツトレーナー、インストラクターなどスポーツ関係に興味を持っているパーソナルトレーナー業界初心者の方、スポーツ業界で働こうと思っている人は取得していて損はありません。
他の資格にはないNESTA-PFT資格の大きな特徴の一つ、ビジネススキルが学べるからです。
トレーニング指導ができるようになるのはもちろんですが、開業を目指しているパーソナルトレーナーはゆくゆくは自分でお店を回していかなければなりません。
現時点では開業を考えていなくても、パーソナルトレーナーとして働いている人の多くはどのような知識を身に付けているのか、どういった力が求められているのかを知っておくだけでも良いでしょう。
ビジネス力をつけたい人
現在トレーナーとして働いているが、将来的には開業を考えているため今のうちからビジネス力をつけたいと思っている人、開業に向けた一歩をどう踏み出せばよいか分からないと悩んでいる方にもおすすめです。
パーソナルトレーナーとして開業するために必要な力はビジネス力だけではありません。
NESTA-PFT資格ではコミュニケーション能力、マネジメント力など開業に焦点を当てるだけでなく、パーソナルトレーナーの基本も一から教えます。
パーソナルトレーナーの基本を復習しながらビジネス力という新たな力をものにしたいと思っている人にはぜひ取得してほしい資格です。
NESTAスペシャリスト資格とは、どんな資格?
NESTAスペシャリスト資格は特定の分野を専門的に学ぶことができる資格です。
PFTはパーソナルトレーナーになるための基本的な知識、指導する上での概要がつかめるようになることを目的としていますが、スペシャリスト資格はPFT資格に比べて専門的な内容を学ぶことで一般人だけでなく、アスリートにも指導できるハイレベルな知識を習得することができます。
スペシャリスト資格は28個の資格の総称を言い、ゴルフ指導目的、スイミング指導目的、糖尿病予防目的など異なる目的の資格の総称を言い、特定の分野を学ぶことで細かなニーズにこたえることができるようになります。
トレーニング指導の中でも何か得意分野を作りたいと思っている人にぜひ取得して頂きたい資格です。
NESTAスペシャリスト資格の詳しい資格について、資格取得をぜひおすすめしたい人と一緒に見ていきましょう!
スイミングコンディショニングスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・基礎身体能力を高めることを学びたい方。 ・水泳トレーニングのプログラムを作成したい方。 ・マスターズスイマーとして記録を伸ばしたい方。 |
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テニスコンディショニングスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・ゲームに必要な基礎体力を体系的に学びたい方。 ・プレーヤーの体調やゲームの進行に合わせたコンディショニング調整を学びたい方。 ・障害・傷害を予防し生涯を通してテニスを楽しみたい方。 |
ゴルフコンディショニングスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・ゴルフを生涯スポーツとして提供したいと考えている方。 ・プレーヤーに必要なコンディショニングアプローチを体系的に学びたい方。 ・障害・傷害の予防を学びたい方。 |
スポーツパフォーマンススペシャリスト資格 | おすすめの人 ・ビギナーからトップアスリートまで基礎トレーニングを指導している方。 ・部活動、学校体育、少年団などの子供たちの基礎トレーニングを指導している方。 ・アスリートのセカンドキャリアとしてご自身のスキルや経験を活かしたい方。 |
ウェイトマネジメントスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・肥満傾向にあるクライアントを正しく導くための理論を学びたい方。 ・「ダイエット」の科学的アプローチを学びたい方。 ・ウエイトコントロールが必要な競技や健康管理上、必要とされる人のサポートをしている方。 |
糖尿病予防スペシャリスト資格 | おすすめの人 ・パーソナルトレーナー、インストラクター。 ・ストレングス&コンディショニングコーチ。 ・部活動及びスポーツ指導者/介護職に従事している方及び施設職員。 ・ご自身が糖尿病でお悩みの方。 |
バックペインリリーフスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・腰痛の再発に不安を抱いているクライアントが多いと悩んでいる方。 ・日常生活はもちろん、トレーニングをしている中で腰痛にならないよう予防方法を知りたい方。 ・腰痛を予防する、軽減するためのエクササイズを正しく知りたい方。 |
フィットネスニュートリションスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・食事を基本にした栄養指導ができるようになりたいと考えている方。 ・年代や活動内容に合わせた食事指導ができるための基礎を学びたい方。 ・リスクの高い食事制限を避けられるようになりたい方。 |
パワーサプリメントスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・食事からの栄養以上にヒト用とするアスリートおよび指導者。 ・ドーピングに影響されないように自己防衛をする必要があるアスリートおよび指導者。 ・ネット購入で失敗しないための基本的な知識を身につけたい方。 |
ダイエット&ビューティースペシャリスト資格 | おすすめの人 ・女性に対して本当に必要な美しさのサポートを考えている方。 ・女性ホルモンとダイエットの関係、女性のダイエットの基本を学びたい方。 ・美を求める心理的影響を学びたい方。 |
クラブマネジメントスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・フィットネスジム・パーソナルジムで管理業務をどのように行うべきか学びたい方。 ・人事考課として管理職研修や人材の選別ができるようにしておきたい方。 |
フィットネスセールスディレクター資格 | おすすめの人 ・顧客集客の方法を体系的に学びたい方。 ・営業プロモーションを担当している方。 ・これから活動するときに自分自身のブランディングを構築したい方。 |
キッズハイパフォーマンススペシャリスト資格 | おすすめの人 ・子供たちの可能性を引き出すポイントを学びたい方。 ・発育発達の意味をより理解を深め、適切なタイミングで指導をできるようになりたい方。 ・子供たちの指導で行き詰まり感を持っている方。 |
キッズ・カーディオ&ウェイトトレーナー資格 | おすすめの人 ・子供たちの発育に合わせた「心肺機能の育成」「基礎筋力の育成」を体系的に学びたい方。 ・成長段階での障害・傷害を予防していくための方法を学びたい方。 ・ジュニアアスリートを多く指導している方。 |
キッズコーディネーショントレーナー資格 | おすすめの人 ・子供たちの発育発達に合わせた指導を体系的に学びたい方。 ・コーディネーション理論をプログラム作成に落とし込むロジックを学びたい方。 |
ウィメン45+スペシャリスト資格 | おすすめの人 ・女性の生理的変化を学び、安心感を与えるサポートを心がけている方。 ・更年期を迎える女性に対して明るく楽しい生活を送れるようにサポートを考えている方。 ・心理的、精神的にもポジティブになれる運動指導を心がけている方。 |
シニアフィットネストレーナー資格 | おすすめの人 ・クライアントの高齢化に伴い適切なプログラムを提供したいと考えている方。 ・介護予防としてアクティブシニアを提供したいと考えている方。 ・介護施設で運動を通して、楽しみを見つけてほしいと考えている方。 |
ミリタリーコンディショニングスペシャリスト資格 | おすすめの人 ・自衛官、警察官、消防士で学んだスキルをフィットネスへ活かしたいと考えている方。 ・総合的な身体能力を高めたいと考えているアスリートおよび指導者。 ・スパルタンレースなどのサバイバルレースの競技力を高めたい方。 |
ファンクショナルアナトミースペシャリスト資格 | おすすめの人 ・骨格・関節・筋肉の間関係をしっかりと学んでおきたい方。 ・ジム、フィットネスクラブで新人や後輩に教育を行う立場にある方。 |
カーディオフィットネストレーナー資格 | おすすめの人 ・マラソンやトライアスロンなど持久系を高めたいクライアントが多くいるトレーナー。 ・これから運動を始める人たちの心肺・循環機能を改善する方法を学びたいトレーナー。 ・カーディオトレーニングに必要な「ハートレート」の知識や評価を正しく学びたいトレーナー。 |
メンタルフィットネストレーナー資格 | おすすめの人 ・心の健康に興味を持っている指導者。 ・「メンタル」をいろいろな角度から捉え、レッスンに活かしたい指導者。 ・「メンタル」を整える方法を広げたい指導者。 |
ここからはNESTAスペシャリスト資格の概要についての説明です。
NESTAスペシャリスト資格の試験時間・試験日程
試験時間は自宅で好きな時間帯、タイミングで受けることができるテイクホーム式です。
受験者の方は、講習の最終日に講師から渡された試験問題を7日以内に解き、試験問題とマークシートをセットで事務局まで郵送しなければなりません。
また、期限を超えた場合は、「不合格」となります。
NESTAスペシャリスト資格の受験資格
受験条件:18歳以上
全16時間のカリキュラムを受講後、認定試験に合格すること
NESTAスペシャリスト資格の費用
受講費用:63,000円(税込)
NESTA会員の場合 59,000円(税込)
※受験費用には受験、資格取得、資格取得料等、一切の金額が含まれています。
※永久資格ですので、更新の必要はありません。
NESTAスペシャリスト資格の合格率・難易度まとめ
合格率:8割以上正解で合格
難易度:低い
NESTAスペシャリスト資格の試験内容
具体的な試験内容は28個の試験によって変わってきますが、基本的には事前講習の中で学んだ内容のみ出題されます。
きちんと復習していれば必ず解ける問題ばかりですので、難しくありません。
NESTAスペシャリスト資格の取得はどんな人に向いているのでしょうか?
NESTAスペシャリスト資格の取得をおすすめしたいのはこんな人
NESTAスペシャリスト資格はすぐに現場で活かせる専門的かつ実践的な学びを得たい方におすすめです。
部活動の指導をしている人、子ども向けスポーツクラブチームの指導をしている人、子どもがスポーツをしているためそのサポートをしたいと思っている人にぜひ取得していただきたいです。
パーソナルトレーナー資格と聞くと学ぶ範囲も広く、合格するのが大変そう、かなり勉強しなければいけなさそうと思う方もいるかと思いますが、スペシャリスト資格はPFT資格に比べてハードルが低いので忙しい方もきちんと勉強すれば合格できます。
パーソナルトレーナーが取得するべきスペシャリスト資格
NESTAスペシャリスト資格はパーソナルトレーナーとして働いている人こそ取得するべき資格です。
その一つにスペシャリスト資格の中にファンクショナルアナトミー資格という解剖学をメインに学ぶ資格があります。
ファンクショナルアナトミー資格
ファンクショナルアナトミー資格は基本的な解剖学を学び、現場で指導できるレベルまでの指導力をつけることができます。
パーソナルトレーナーにとって解剖学は重要なの?と思う人もいるかと思いますが、実はトレーニングの基本は全て解剖学に通ずるのです。
解剖学の知識を踏まえた上で指導することで上っ面のトレーニングではなく、なぜそこを鍛えなければならないのか、なぜここに注意しなければならないのかなど理由と共に指導ができるようになります。
近年、パーソナルトレーニングの需要が増えていることに伴い急激にトレーナー需要も増加しています。
多くのトレーナーは解剖学の知見を持たずに指導しているため、お客様をケガさせてしまった、お客様の希望に沿ったトレーニングができなかった、トレーニング前後で結果が変わらなかったといった事象が発生しています。
このような事例が起こってしまった後に解剖学の大切さに気が付くトレーナーも多く、慌ててファンクショナルアナトミー資格を取得しようとします。
これからパーソナルトレーナーを目指そうと思っている人、まだトレーナー歴が浅い人もファンクショナルアナトミー資格取得をぜひ取得しましょう!
NESTAを取得するための勉強方法
NESTA 資格を取得するための勉強方法は3つあります。
それぞれのメリットデメリットを理解した上で資格を取得するための方法を決めていきましょう。
スクール
トレーナー資格取得のための手段として一番おすすめしたいのはスクールです。
座学だけでなく、実技も学べるのはスクールならではの特徴です。
また、スクールではともに切磋琢磨して勉強する仲間ができます。
資格取得のための情報を共有しあうだけでなく、トレーナーを目指す中で辛いことやめげそうになることなど壁にぶつかることも多くありますが、仲間がいることで乗り越えられることはたくさんあります。
トレーナースクール、アオトレではNESTA資格を取得することができます。
NESTA公式のコースで学ぶ
NESTA公式協会が主催しているコースがあります。
ダイレクトコース、ゼミコース、Webコースの3種類それぞれ特徴があり、苦手な科目を特化して勉強したい人向け、オンラインで自分のペースで学びたい人向けなどコースの種類が豊富です。
NESTA本部の方が講師となって教えてくれるためNESTA合格に特化した授業を受けることはできますが、座学の授業がないため、いざトレーナーとして現場に立った時に知識を実践に変えることが難しいでしょう。
独学
NESTAを取得するための勉強方法の一つに独学もあります。
忙しくて決まった時間を毎日確保するのが難しい人、自分のペースで勉強したい人におすすめです。
自分の生活スタイルに合わせて勉強できる一方で実技の授業を受けることができません。
NESTA資格を取得するためには300ページ以上の分厚い参考書を読み込みます。
独学での勉強だと、ポイントを抑えるのが難しいため途中で挫折してしまう人も多くいます。
NESTA取得は独学やオンライン取得も可能?
NESTA 資格取得を独学やオンラインで勉強するのは手段としては可能です。
しかし、最短での合格につながる可能性は低いでしょう。
独学の場合、我流での勉強のみになってしまうため、勉強の本質を見失い、資格に合格することが目的となってしまい、いざトレーナーとして働いたときに勉強したことが役に立たない場合もあります。
オンラインでの勉強も同様に質問するために別途料金が発生することがほとんどですので、教材は用意されますが結局のところ自分一人での勉強となってしまうでしょう。
NESTA以外の活用できるパーソナルトレーナーの資格
NESTA以外にもトレーナー資格はたくさんあります。
NESTAとの違いに着目しながら初心者向けの資格についても見ていきましょう。
NSCA資格
NESTA資格の他に国際的に認められているNSCA資格があります。
トレーニングだけに焦点を当てるだけでなく、指導対象者のモチベーション維持、コンディショニング全般の指導を認定する資格です。
NSCA‐cpt
トレーニングの基礎を学ぶことのできる資格です。
指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。
NSCAは国際的にも知名度の高いトレーナー資格ですので、最も人気のある資格です。
そのため、NSCA‐CPTはトレーニングの知識に加え医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。
NSCA‐cpt受験資格 | ・NSCAジャパン会員である ・満18歳以上 ・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者 ・有効なCPR/AEDの認定者 |
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NSCA‐cpt費用 | ¥58,160(税込)※ただし、正会員の場合 |
NSCA‐cpt合格率 | 75% |
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSはスポーツパフォーマンス向上を目的とした、アスリートやチーム向けの資格です。
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。
指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。
筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。
また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面もあわせもっています。
ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者などがCSCSの資格を取得しています。
NSCA-CSCS受験資格 | ・NSCAジャパン会員である ・学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者 ・有効なCPR/AEDの認定者 |
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NSCA-CSCS費用 | ¥63,160(税込)※ただし、正会員の場合 |
NSCA-CSCS合格率 | 63% |
NESTAとNSCAの違いまとめ
「NESTAもNSCAも世界的に有名な資格であり、どちらも将来のトレーナー業に役立つなどと共通点ばかりで何が違うのか分からない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこでNESTAとNSCAの違いをまとめました。この表を見てそれぞれの資格の特徴と違いを知っていきましょう。
NESTAとNSCAでの大きな違いは2つ、受験資格、試験時間にあります。
NESTA | NSCA | |
取得目的 | ・トレーニングだけでなく、 ビジネススキルを学びたい |
・トレーニング指導法の大枠を学びたい |
受験資格 | ・18歳以上 | 1.NSCAジャパン会員である 2.満18歳以上 3.高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者 4.有効なCPR/AEDの認定者 |
試験時間 | 試験時間に決まりがない | 3時間 |
アオトレならNESTA公認講師から学べる&ファンクショナルアナトミー資格取得が可能
アオトレならNESTA資格・ファンクショナルアナトミー資格取得率100%だけでなく、NESTA公認講師から学ぶことができます。
資格取得ができるスクールは他にもあるかと思いますが、NESTA資格を取得できるスクールは青山トレーナースクールだけです。
青トレでは資格取得をサポートするだけでなく、スクール卒業後の就職・開業支援にも力を入れているので青トレでNESTA資格を取得するのが求められるトレーナーになるための1番の近道です。
NESTA公認講師の野口さんが講師を務める
アオトレではNESTA公認講師の野口さんから直接指導を受けることができます。
講師の野口史織先生は早稲田大学を首席で卒業後、現在もNESTAを先頭で引っ張るトレーナー業界では有名な方です。
現役スポーツ選手や一流トレーナーに指導するだけでなく、自身も大会に出て身体を鍛え続けています。
ファンクショナルアナトミー資格取得率100%
青トレのファンクショナルアナトミー資格の取得率は100%です。
ファンクショナルアナトミー資格で学べることは解剖学にとどまらず、パーソナルトレーナーになるうえで重要なコミュニケーション能力をつけるきっかけにもなります。
解剖学を丁寧に学ぶことで人に会った瞬間に「この人はこんな体型、姿勢をしているな。だから、体のここを痛めていそうだな。」と姿勢を改善するためにはどの筋肉を開けばよいなどと瞬時に判断できるようになり、お客様に会った瞬間に会話のきっかけになったりもします。
そんな知識を身に付けられるファンクショナルアナトミー資格が必ず取得できるアオトレに通わないわけにはいかないですね。
業界TOPクラスの一流講師に実技直接指導してもらえる
業界TOPクラスの講師に直接指導してもらえるのは座学だけではありません。
コンディショニングの講師船木永登先生、実践トレーニングの講師伊勢龍顕先生は各業界のTOPを現役で走り続ける方です。
各先生方、素人の方に教えるのではなく、専門分野の方々にしか指導をしないほど人気トレーナー講師です。
まとめ
NESTA資格についての概要をつかむことはできたでしょうか。
NESTA資格はトレーナーとしての1歩先を行く知識を習得できるだけでなく、ビジネススキルも身につけることができます。
知識技術系、コミュニケーション、ビジネスの3本柱をまんべんなく学べるNESTA資格に興味を持った方は是非青山トレーナースクールへ!
NESTA資格も必ず取得出来て、一流講師に実践レベルで教えてもらえるスクールはここだけです。