将来独立したい!パーソナルジムの開業方法・必要な資金は?

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パーソナルジムの開業はトレーナーを志す人の1つの憧れだと思います。
自分好みのパーソナルジムを作り、自分の思いやコンセプトが世の中に浸透していけば、非常にやりがいを感じることができます。
ただ、具体的にどういったアクションを起こせば開業できるのか、いまいちピンときていない人も多いと思います。
そこで、本記事ではパーソナルジムを開業したい、熱い思いを持つ方に向けて本記事ではパーソナルジムの開業方法、必要な資金、開業の流れを中心に解説していきます。
パーソナルジムの開業を成功させるためにも最後まで読み、今日から開業への一歩を踏み出しましょう。

本記事はこんな人にオススメ

・将来パーソナルジムを開業したいと考える人

・パーソナルジムの開業の流れや資金を知りたい人

・パーソナルジムを開業して年収を上げたい人

パーソナルジムの開業方法は2種類ある

パーソナルジムの開業方法は、独自で開業する方法と、フランチャイズ契約で開業方法があります。

独自開業

コンセプト設計から物件選定、ジムの内装、マシンの購入、開業届の提出など、自分がメインとなって対応するのが独自開業です。
精神的にも体力的にも大変ですが、思い描く思想やコンセプトを直接落とし込むことができるため、成功すればその分のやりがいを感じられる開業方法です。

フランチャイズ契約

フランチャイズ契約とは、フランチャイズ本部に毎月対価を払うことでパーソナルジムを開業できる手法です。
独自開業に比べ、開業までの流れや集客、ジム経営など開業する上で必要なノウハウを本部から学ぶことができます。
また、ブランド名を借りて開業することができるのでジムの存在を誰も知らない状態からスタートするよりも集客がうまくいくとされています。
しかし、本部から一定の規定やルールがあること、フランチャイズ契約が終了すれば協業避止義務により同業種での開業ができないなど、ある程度のリスクが伴うことを理解しておきましょう。

パーソナルジムの開業費用はいくら?

パーソナルジムの開業には、初期費用と運営費用の2つが必要だということを覚えておきましょう。

初期費用(イニシャルコスト)

法人としてパーソナルジムを開業する場合、最低限530万円は準備が必要です。

法人設立費(法人を設立する場合) 25万円
物件取得費 120万円(家賃半年分)
設備資金(マシン) 150万円
内装工事費(水道光熱費込) 200万円
外装工事 15万円
その他備品(掃除機、ロッカー等) 10万円
合計 530万円

物件取得費とは、家賃とは異なり、保証金、礼金、仲介手数料をまとめて最初に払わなければいけない費用のことを指します。

マシンの組み立てなどを業者に依頼するのではなく、一人で組み立てるなどすることで、初期費用を抑えることに繋がります。

運営費(ランニングコスト)

運営費は60万円前後かかると想定しておきましょう。

家賃 20万円
人件費(採用する場合) 25万円
水道光熱費 5万円
広告費 10万円
その他備品(アルコール消毒品、清掃雑貨) 1万円
合計 60万円

初月で月商100万円以上達成すれば、十分な利益を確保することができスタートダッシュは成功と言えるでしょう。
月商200万円以上を何ヶ月も続けることができれば、2店舗目、3店舗目と複数店舗出店の可能性が見えてきます。

資金調達方法は?

パーソナルジム開業に資金は欠かせません。
自己資金で開業する方法もしくは、融資制度を利用する方法で資金を集めましょう。

自己資金のみで完結する

自己資金が500万円前後あればパーソナルジムの開業は可能です。
借金返済のリスクが一切無いため、精神的にも安定した状態でジム経営を行えます。
しかし、自己資金が少なければ顧客の集客やジムの内装に力を入れられないということも想定されます。
500万円という値段は最低限用意するべき金額なので、多ければ多いほど集客のための投資が行えるようになります。

融資制度で助成金を活用する

日本政策金融公庫の融資制度を利用すれば、返済するは必要ありますが、助成金を活用することができます。
融資を受けるには日本政策金融公庫へ「開業したら収益を確保できる」といった合理性のある事業計画書を提出しなければいけません。
融資が下りる判断材料として、「収益性が見込める事業計画書の作成」、「自己資金の金額」などが挙げられ、これらの要素が総合的に判断されます。
場合によっては、助成金がもらえない・希望金額の一部しか付与されないケースもあるので、助成金をもらうためにもジム開業経験者に相談するなど、徹底して下準備は行いましょう。

パーソナルジムを開業するまでの流れ・必要なもの

十分な資金源を確保できたら、パーソナルジム開業を進めていきましょう。
パーソナルジムの開業を成功させるためにも以下の手順で取り組むことをおすすめします。

【パーソナルジム開業の進め方】

①コンセプト・プランの決定

②開業物件の選定

③内装工事

④マシンの調達・組み立て

⑤集客

コンセプトの決定

パーソナルジムを開業する際はどんなコンセプトで勝負していくのかを、まず考える必要があります。
パーソナルジムといえばで有名なRIZAPも「短期間で結果にコミット」というコンセプトを元にサービスを作り込んだことで、その世界観が世の中から受け入れられ、今では全国No1の店舗数を誇っています。
競合と差別化を図るためにも、「このジムは何を強みとしているのか?」とうコンセプトを設計することは必然です。

開業物件の選定

物件の選定は非常に重要なポイント。
物件を選定する際、検討しているエリアのパーソナルジム数など市場調査を行い、現状を把握することから着手しましょう。
また、どんなに物件が広くキレイであっても駅から車で30分であれば、スペースが狭くとも駅から徒歩5分のパーソナルジムに顧客を取られてしまう可能性は高いですよね。
そのため、物件を選ぶ際は集客が見込めるエリア、駅から近いかの2つの軸で意思決定することをオススメします。

内装工事

物件の選定が終了したら内装工事に入りましょう。
内装工事は家具・建具工事、電気・空調・換気設備、給排水設備、塗装など多岐に渡ります。
コンセプトを作り込んでいれば女性のために化粧室をつける、お客様同士がすれ違わない部屋の設計にするなど細部にまで工夫を施せます。
ただ、凝りすぎるとコストがかさんでしまうといったデメリットもあります。
資金に余裕がなければ、妥協ラインを設けたり、複数業者に見積もりを出してもらい比較検討するなど対策を講じましょう。

マシンの調達・組み立て

開業当初は1台で複数のトレーニングが行えるパワーラック、スミスマシン、可変式ダンベル・ベンチなどのマシンだと選ぶことをおすすめします。
物件のスペースによっては、何台もマシンを置くことは難しいので、機能性を重視して選びましょう。

集客

web広告、ポスティング、比較サイトの掲載など集客方法は多岐に渡り、パーソナルジムのフェーズによって集客方法も異なるため、まずは自社のHPを立ち上げることから始めましょう。
パーソナルジムを探す人の多くはスマホやPCでパーソナルジムを検索しており、自社ジムが表示されなかったらいつまで経っても集客が見込めませんよね。
wordpressやGoopeなどの無料でもHPを作れるツールを使用し、web上で自社ジムの存在の認知、SEO対策をしてから集客を始めるようにしましょう。

パーソナルジムを開業するための一番の近道は?

「将来パーソナルジムを開業したい」と目指す前に大切なのは、

・顧客から指名され続けるトレーナーになること
・開業ノウハウを開業成功者から学ぶ

この2点が重要と言えるでしょう。

顧客から指名され続けるトレーナーになること

名前で選ばれるほどのトレーナーに成長する

そもそもジムで指名されるほどのトレーナーとしての実力がなければ開業を成功させること自体難しいです。
パーソナルジムを検討する人の悩みは人それぞれ異なり、解決できるトレーニング・食事指導も個人にカスタマイズして提供しなければなりません。
顧客に合わせて適切な指導ができなければ、顧客ニーズを満たせずスキルが高い別のトレーナーが所属するパーソナルジムへ流れてしまうことも考えられます。
「◯◯さんのもとでトレーニング指導を受けたい」と顧客からトレーナーとしての実力が認められて初めて入会に至り、顧客が継続するサイクルを回せるようになるのです。
実際、ジムを経営しながらゴールドジム認定トレーナーとして活躍する伊勢トレーナーも名前で選ばれるトレーナーになることの重要性を説いています。

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トレーニング以外に必要なスキルをつける

指名されるためには、トレーニングだけのスキルだけではなくストレングスとコンディショニングといった知識も必要です。
簡単に言えばストレングスとは筋肉を強くするための指導、コンディショニングとは人の身体を正しくさせること。
筋肉を強くするといっても、筋肉神経系を鍛えたいのであれば高重量で回数を少なくするトレーニング、筋肉の持久力を鍛えたいのであれば20回できる重量を扱うトレーニングなど、目的によって筋肉を強くする指導方法は異なります。
これらは運動パフォーマンス・生活の改善をする上で欠かせません。

開業ノウハウを開業成功者から学ぶ

知識0の状態で開業するよりも、開業成功者からノウハウを教えてもらうことが開業成功の近道です。
開業経験者は開業の苦労、成功するために行ったことを熟知しており、話を聞くことで自分で想定していなかった開業後のリスクや懸念点を事前に抑えることができます。

最短での開業はスクールがベスト

開業成功者からノウハウを学ぶにはパーソナルスクールが一番です。
パーソナルジムや専門学校は運動・食事に関するパーソナルトレーナーになるための最低限の知識は得られるものの、開業者に向けての研修や授業は用意していません。
パーソナルトレーナースクールはジム開業者限定のコースを用意している・開業経験者が講師を務めるスクールも存在します。
卒業者限定で開業に関するサポートも付いていくる特典もあるため、開業コストを抑えたい人はスクールを1番に考えましょう。

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【開業したいなら絶対にアオトレ】アオトレは業界TOPトレーナー・経営者から直接指導

現在、パーソナルトレーナースクールは数多くありますが、アオトレほどうってつけの環境はありません。
ジムの立ち上げ、開業、経営で成功を収める各分野でのプロフェッショナルを用意しているため、パーソナルジム開業の再現性が非常に高いです。
パーソナルジムの開業を検討する人にアオトレがオススメの理由は以下の3つです。

アオトレがパーソナルジム開業を検討する人にオススメの理由

・業界最前線で指導するトレーナーからのフィードバック付きの授業

・開業経験・複数ジムを経営する経営者から開業ノウハウを学べる

・マシン選び・搬入・組み立てのジム開業サポートがついてくる

業界最前線で指導するトレーナーからのフィードバック付きの授業

アオトレでは自分のジムを持ちながらトレーナーとして2,000セッションをこなす伊勢トレーナー、プロ野球選手から指名され続けている船木トレーナーから指導を受けられます。
指導は座学と実技を中心に行い、座学でストレングスやコンディショニングを学習(インプット)し、実技で講師を相手に指導(アウトプット)、その実技を講師から直接フィードバックされるため、圧倒的な成長が見込めます。
トレーナーが顧客につくほどの、2人のトレーニング知識量を短期間で習得できるスクールはアオトレだけです。

開業経験・複数ジムを経営する経営者から開業ノウハウを学べる

全国に27店舗パーソナルジムを展開するOUTLINE社長小林さんから開業に関する特別講座をアオトレでは受けられます。
顧客を5,000人以上を受け持つノウハウ、全国展開するために必要なスキル・マインドを学べます。
ジムの立ち上げから経営まで全て携わりたい人は小林さんの授業を受けるほかありません。

マシン選び・搬入・組み立てのジム開業サポートがついてくる

アオトレでは入会者全員に開業サポートがついてきます。
開業相談はもちろん、物件選び、内装工事、マシン選び・組み立てまで一括サポートを行っております。
他の代行会社に依頼するよりもコストを抑えられるので、安心してパーソナルジム開業に向けた準備ができるのです。

まとめ

本記事ではパーソナルジム開業における必要資金、開業の流れ、最速で開業する方法を紹介しました。
パーソナルジムの開業は大変ですが、自分のコンセプトや思いを直に伝えられるため非常にやりがいを感じることができます。
いち早くその夢を達成するにはトレーナーとしてのスキルが身につき開業ノウハウを知ることができるアオヤマトレーナースクールがおすすめです。
実技指導、ジムの立ち上げ経験者、複数店舗経営者、各分野において成功し続けている人のもとで鍛錬し、パーソナルジム開業という夢を叶えましょう。

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この記事を書いた人

トレタンチーフ学習アドバイザー

赤堀 拓

Takumi Akahori

トレタン学習サポートの責任者。
静岡県立大学大学院で運動生理学を専攻し、国家資格である管理栄養士資格を所有。ダイエットクリニックにて食事指導の経験もを持つ。
現在はトレタンの学習サポートをする傍ら、パーソナルジムのマーケティング支援等も行っており、パーソナルトレーニング業界において広く深い知見を持っている。趣味はトレーニングと大食い。