フィットネストレーナーに資格は必要?仕事内容や年収、将来性を解説
近年の健康意識の高まりによって増え続けているフィットネスジム。
そこで働くフィットネストレーナーに興味を持っている方も多いと思います。
この記事では、フィットネストレーナーの仕事内容や年収、関連する資格などについて詳しく紹介していきます。
この記事を読んで、フィットネストレーナーの概要を理解しましょう!
Contents
フィットネストレーナーとは
フィットネストレーナーとは、スポーツジムやフィットネスクラブで運動やダイエット、トレーニングの指導を行う職業です。
フィットネスインストラクターやジムトレーナーとも呼ばれます。
フィットネストレーナーの仕事内容
フィットネストレーナーの仕事内容は、トレーニング指導や受付業務、グループレッスン、売上管理、清掃など多岐にわたります。
メインは、マシンの使い方やトレーニングの方法の指導とレッスン(ヨガクラスや健康体操など)になりますが、営業時間外では売上管理などのバックヤードの業務を行います。
多くのお客様と関わることになるので、コミュニケーション能力が必要になりそうですね。
フィットネストレーナーの年収
ジムに所属するフィットネストレーナーの年収は約250〜400万円です。
月給は約18〜24万円になりますが、受け持つレッスン数といったインセンティブによって大きく異なります。
レッスン数や入会数(個人営業)を増やせば増やすほど、稼ぐことが可能です。
フィットネストレーナーに関連する資格一覧
NSCA-CPT
NSCA-CPTは、国際的に最も信頼性の高いパーソナルトレーナーの認定資格と言われており、年齢や性別を問わず幅広い層を指導することを目的としています。
合格率は75%と高いですが、スポーツ生理学やクライアントワークに関する知識など幅広い知識を身につけなければなりません。
・合格率:75%(2020年度)
・受験費用:46,000円
・受験資格:①NSCAジャパン会員である
②満18歳以上
③高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験合格者
④有効なCPR/AEDの認定者(*)
⑤NSCA-CPT認定試験に合格
NESTA-PFT
NESTA-PFTは、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)が発行しているパーソナルフィットネストレーナー資格です。
トレーニングや人の体に関する知識だけでなく、コミュニケーション能力や顧客を得るためのビジネススキルといった内容も含んでいます。
国際的にも認知度が高く、この資格を持っているとパーソナルトレーナーとして優遇されることが多いです。
・合格率:50〜60%
・受験費用:72,500〜168,500円(コースによる)
・受験資格:①NESTA JAPANからPFTテキストを購入済みである
②CPR・AEDの技能を習得・保持している
③日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
④満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、
またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
スポーツプログラマー
スポーツプログラマーは、青年期以降の全ての人に対して地域スポーツクラブなどにおいて、フィットネスの維持や向上のための指導・助言を行う人の資格です。
主にコーチングなど指導における対人関係やフィットネスプログラムに関して学ぶことができます。
・合格率:公式発表なし
・受講料:62,900円
・受講資格:①受講する年の4月1日現在 満20歳以上の者
②受講有効期間内で講習の全日程に参加が可能である者
③指導者マイページから申込が出来る者
健康運動指導士
健康運動指導士は、生活習慣病予防や体力づくりのための指導をする人の資格です。
パフォーマンスの向上というよりも健康という側面が強くなります。
医療資格の保持や学歴によって異なるコースを修了し、試験に合格する必要があります。
・合格率:57%(2020年度)
・受験費用:13,619円
・受講料:133,650〜288,750円(コースによる)
・受講資格:次のいずれかに該当している者
①体育系短期大学又は体育専修学校(2年制)
若しくはこれと同等以上の学校の卒業者(卒業見込みを含む)
②3年以上運動指導に従事した経験のある者
③運動指導に関連する資格を有する者
④保健医療に関する資格を有する者
⑤学校教育に関する資格を有する者
健康運動実践指導者
健康運動実践指導者は、健康運動指導士の下位資格です。
積極的な健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に実践指導できる能力を有すると認められます。
運動指導に重きを置いているため、試験には筆記だけでなく指導実技もあります。
・合格率:60.4%(2022年3月実施)
・受験費用:13,619円
・受講料:137,238円(テキスト含)
・受講資格:次のいずれかに該当している者
①体育系短期大学又は体育専修学校(2年制)
若しくはこれと同等以上の学校の卒業者(卒業見込みを含む)
②3年以上運動指導に従事した経験のある者
③運動指導に関連する資格を有する者
資格をもっと活かすならパーソナルトレーナーという道も!
フィットネストレーナーとの違い
パーソナルトレーナーとフィットネストレーナーの違いは、指導対象が個人に深く指導するか不特定多数に広く指導するかという点です。
フィットネストレーナーは、ジムの利用者全体やグループレッスンを受講した人というようにより多くの人と関わります。それに対してパーソナルトレーナーは、一人の人と比較的長期間携わることになります。
パーソナルトレーナーがおすすめな理由
フィットネストレーナーよりも稼げる可能性が高い
パーソナルトレーナーの平均年収は約350万円です。
しかし、個人に指導するパーソナルトレーナーはトレーニング指導やレッスンが中心のフィットネストレーナーよりも、独立や開業がしやすいという特徴があります。
フリーランスやジムを開業したパーソナルトレーナーは、年収1000万円を超える人もいるため、より高収入を目指したいという方は、パーソナルトレーナーを目指した方が良いかもしれません。
今度も需要が増え続ける
フィットネスジム、パーソナルジムともに増加傾向にありますが、近年ではフィットネスジムの無人化が進んでいます。
24時間営業のジムなどではスタッフが滞在するのは一定時間だけで、会員が自由に出入りできるというシステムが広まっています。
今後もこのようなフィットネスジムの無人化は進行すると考えるため、1対1でじっくり指導するパーソナルトレーナーの方が将来性はあると言えるでしょう。
よりお客様と深く向き合える
パーソナルトレーナーはフィットネストレーナーと違って、一人の人に深く向き合うことができます。運動やダイエットを始めた時から目標を達成するまで、二人三脚で取り組むため、一緒に喜びや成長を味わうことができるのは嬉しいですね。
お客様から感謝されたときには大きなやりがいを感じられるでしょう。
パーソナルトレーナーを目指す人がやるべきことは?
資格を取得する
パーソナルトレーナーの資格に国家資格はありませんが、民間資格はあります。
有名なものはNSCA-CPTやNESTA-PFTですが、これらを取得しておくと就職に有利になったり、お客様からの信頼を得やすくなります。
資格の勉強をするうちに、パーソナルトレーナーに必要な最低限の知識も身につけられるでしょう。
未経験から応募できる求人を探す
未経験や第二新卒でも応募できるパーソナルジムの求人があるので、最初から応募してしまうのも一つの手段です。
その場合、研修がどれくらい充実しているかが重要となるので、面接時によく確認しましょう。また、応募動機もしっかりと考えて臨みましょう。
スクールに通う
いきなり求人に応募するのはちょっと…という方には、トレーナー養成スクールに通うことをおすすめします。スクールは3ヶ月〜半年ほどでパーソナルトレーナーに必要な知識・技能をある程度は身につけることができます。
また多くのスクールは資格取得支援や就職支援といったサポートもあるため、完全未経験から就職を目指すよりも安心できるでしょう。
専門学校に通うほどの時間やお金の余裕がないという方にもスクールはおすすめです。
未経験からパーソナルトレーナーを目指すならアオトレ!
新卒の方や未経験からパーソナルトレーナーへの転職を目指している方におすすめなのが、青山トレーナースクール(通称:アオトレ)。
アオトレでは、未経験からでも稼げるパーソナルトレーナーを輩出します。
そんなアオトレのおすすめポイントは3つ。
就職・資格取得サポート付き
アオトレでは、就職支援と資格取得支援があります。
就職支援では、キャリア相談や履歴書・面接対策など、安心してトレーナーのキャリアを歩み出せるよう手厚くサポートさせていただきます。
また、アオトレではNESTAの資格取得率が100%!。
トレーナーになった後も活躍の場を広げられる資格が在学中に取れてしまいます。
超一流のカリスマトレーナーの指導を受けられる!
アオトレの講師陣は、防衛大学や国立スポーツセンターで指導を務める講師や有名パーソナルジムの創業者、プロアスリートを担当しているトレーナーなど第一線で活躍している方々ばかり。
そんな実績豊富な講師から、知識だけではなく実技やコミュニケーション、ノウハウまで学ことができるんです。さらに授業後には質問し放題!
どこのスクールよりも質の高い授業を受けられることは間違いなしです。
約半年でパーソナルトレーナーの知識・技能が身につけられる
アオトレは約半年で、パーソナルトレーナーに必要な知識と技能を身につけることができます。アオトレでは、平日コースと休日コースを用意しているため、社会人の方でも仕事を続けながら無理なく通うことができます。
ブランクなく転職できるのは嬉しいメリットですね。
まとめ
これまで、フィットネストレーナーの仕事内容や年収、資格についてお話ししてきました。
フィットネストレーナーの資格はパーソナルトレーナーでも生かすことができるため、今後の需要が気になる方やお客様と深く向き合う方が向いてそう、と思われた方はパーソナルトレーナーを目指すのも良いかもしれません。
この記事でパーソナルトレーナーに興味を持たれた方は、アオトレでその一歩を踏み出してみませんか?