パーソナルトレーナー資格はどれがいい?おすすめのトレーナー資格を一覧で徹底解説!
パーソナルトレーナーを目指す方の中には、まず資格取得について考える方が多いと思います。
「そもそもパーソナルトレーナーになるために資格はいるの?いらないの?」
「パーソナルトレーナー資格の種類や費用は?」
「費用をかけずに独学でパーソナルトレーナーの資格を取得したい」
そんな疑問を抱えている方達へ向けて、本記事でパーソナルトレーナーの資格の概要からおすすめの資格まで紹介します。
また、資格取得したい方に向けて無料の資格問題も用意しているので最後まで読み進めてみてください!
Contents
- 1 そもそもパーソナルトレーナーとは?
- 2 パーソナルトレーナーになるために資格はいる?いらない?
- 3 パーソナルトレーナー資格を取得するメリット
- 4 パーソナルトレーナー資格はどれがいい?おすすめの資格を一覧表&種類毎に解説!
- 5 目的やニーズ毎におすすめのパーソナルトレーナー資格を紹介
- 6 パーソナルトレーナーの年収はどれくらい?
- 7 【例題あり】パーソナルトレーナーの資格難易度は?問題を解いてみよう!
- 8 【将来性】パーソナルトレーナーの仕事はきつい?やめとけ?リアルな口コミを紹介!
- 9 【独学も可能】パーソナルトレーナー資格を取得するためのおすすめ勉強方法
- 10 パーソナルトレーナーの資格取得はトレタンがおすすめ!
- 11 資格を取得しパーソナルトレーナーを目指そう!
- 12 パーソナルトレーナーになりたい人向けのQ&A
そもそもパーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは、クライアントに対してマンツーマンで健康やフィットネスに関する指導をする専門家のことを指します。
パーソナルトレーナーの指導対象者はアスリートだけではなく、中学生からご高齢の方、健康増進目的や怪我からのリハビリ目的の方など、属性やニーズがクライアント毎に異なっており、その一人ひとりにあった食事プランやトレーニングプランを提供することが求められます。
最近では「美尻専門」や「継続重視のサブスク型」などニーズに特化したパーソナルジムも出ているほどです。
働く場所は様々で、パーソナルジムで勤務する以外にも、スポーツジムやフィットネスクラブ、クラブチームに所属するケースなどもあり、また働き方も正社員や業務委託、フリーランスや開業といったように自由度が高い職業です。
パーソナルトレーナーになるために資格はいる?いらない?
結論、パーソナルトレーナーは資格がなくてもパーソナルトレーナーになれます。
国家資格もないため、一定のトレーニング知識や食事に対する見解があればパーソナルトレーナーとして活動することができます。
しかし、資格取得をせず体系的な知識を学ばずに自己流の指導をしたことによって顧客に怪我をさせてしまったり、身体に不調が起こり入院させてしまうケースが近年問題視されています。
国民消費センターによると2017年4月から2022年2月までで105件の怪我や体調不良による相談がきており、のデータとなっており、2021年は事故の件数が50件を超えて過去最悪の結果になっています。
中には脊椎損傷など大怪我につながっているケースもあります。
自身のボディメイクやダイエット経験だけで顧客へ指導することは大変危険な行為であり、指導する上で必要な最低限の知識を資格取得の過程で勉強することができるので、民間資格を1つでも取得することが必然と言えます。
また資格の保有は「知識を体得している」という証明になるため、顧客から信頼と指名を得ることができるなど自己ブランディングにも繋げることができるなどメリットは多くあります。
パーソナルジムへ就職する際に、資格保有が応募条件であるところも多いので資格を保有していることは就職する際にも有利になりますよ!
パーソナルトレーナー資格を取得するメリット
トレーニングやダイエットについて深い知識がつく
トレーニング方法やダイエット方法の引き出しが増えることは資格取得のメリットの1つです。
トレーニーや運動競技者は人並み以上に運動や栄養について詳しいですが、トレーナーはクライアントの運動経験、肥満状態などを加味して最適のプログラムを提供しなければなりません。
資格取得のための学習をすることで、スポーツ医学、解剖学、運動生理学、ストレングスやコンディショニングなどクライアントに提供できる指導の幅を広げられます。
求人や就職が有利に働く
就職する際に資格を保持してれば応募できる求人数が増えるメリットがあります。
新卒採用、中途採用問わず、資格を保持していないトレーナーに比べ、トレーナー資格を保持しているとトレーニングや解剖学など一定の知識を保有している証明になるため、面談や書類に通過しやすくなります。
実際に、大手や個人でのパーソナルトレーナーの雇用条件を見ても「資格保持者優遇」や「必須条件に資格取得しているか」が記載されているため、パーソナルトレーナー資格は取得しておいて損はありません。
下記は実際に求人BOXで出ている大手パーソナルジムの募集要項の一部です。
経験者や専門スクールと同等に「パーソナルトレーナー資格保持」が優遇されます。
特にNSCA、NESTA、JATIが発行している資格は知名度が高く、募集要項にもよく見かける資格になるのでおすすめです。
トレーナーとしての箔がつく
資格を取得しておくことでトレーナーとして箔がつき、クライアントから名指しで指名されることもあります。
また、将来トレーナーとしてフリーランスを検討している、自分のジムを作りたい人は資格取得が必要不可欠です。
パーソナルジムはブランドでクライアントから選ばれているケースもありますが、0からクライアントを作るとなった時に経験や資格はクライアントの判断基準として見られます。
クライアントから選ばれるトレーナーになるためにもNSCA-CPTなどの資格は必ず取得しておくようにしましょう。
パーソナルジムを10店舗以上経営する、伊勢トレーナーも名指しで指名されることの重要性を解いています。
パーソナルトレーナー資格はどれがいい?おすすめの資格を一覧表&種類毎に解説!
パーソナルトレーナーになるために資格が必要であることを理解したものの、どの資格を取得するべきなのか分からないですよね。
ここでは先ほど就職に優位であると紹介したパーソナルトレーナー三大資格の「NSCA-CPT」「NESTA-PFT」「JATI-ATI」の他にも、パーソナルトレーナーになる方が一般的に取りうる資格にを一覧でまとめました。
詳細についてもそれぞれ解説するので、気になる資格があればご覧ください。
資格 | 特徴 | 受験費用 | 難易度 |
---|---|---|---|
NESTA-PFT | ビジネススキルも身に付く | 72,500円〜 | 普通 |
NSCA-CPT | パーソナルトレーナー向け | 57,000円〜 | やや難しい |
NSCA-CSCS | アスリート指導者向け | 61,200円〜 | 難しい |
JATI-ATI | 日本人にあったトレーニング理論 | 157,470円〜 | やや簡単 |
JHCA-FC | 基本エクササイズ理論 | 26,500円〜 | 簡単 |
JSPO-AT | リハビリ+コンディショニング | 144,850円〜 | かなり難しい |
NATA-ATC | 外傷や障害への実技 | 数百万円〜 | かなり難しい |
NASM-CPT | パーソナルトレーナー向け | 57,420円〜 | やや難しい |
健康運動指導士 | 生活習慣病予防や体力づくり | 171,469円〜 | 簡単 |
ボディメイクインストラクター | 美ボディの作り方の習得 | 48,500円 | とても簡単 |
続いて各資格の紹介です。
まずはNESTA-PFTから紹介します。
NESTA-PFT
NESTA-PFTの概要
学習内容 | 身体・トレーニングの知識、経営能力、コミュニケーション力 |
---|---|
合格率 | 50〜60% |
試験日 | 月0〜8回 |
取得費用(総額) | 72,500〜120,500円 |
おすすめな人 | フリーランス、起業を考えている人 |
NESTA-PFTの受験資格
・NESTA JAPANからPFTテキストを購入済みである
・CPR・AEDの技能を習得・保持している
・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
・満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
・次の①~④のいずれか1つ以上の項目に該当する者
① 1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
② 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
③ 体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
④ NESTAの認定する養成講座、養成コースを受講済みである
NESTA-PFTがおすすめな人
・パーソナルトレーナーに必要な知識を網羅できる資格を取りたい方
・パーソナルジムで働きたい人
・開業などにも興味があり、ビジネスの知識も一緒に学びたい方
NESTA-PFTは、健康・フィットネス(体力)・ウェルビーイング(心身)の向上・向上をサポートする専門家として、幅広い知識と技術を修得していることを証明する資格です。
NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)とは、アメリカに本部を置くパーソナルトレーナー資格認定団体で会員数は7万人を超えるなど業界の中でも大規模な存在を示しています。
米国全土で約10,000人のパーソナルトレーナーを訓練してきたNESTAは、現在世界中でNESTA-PFT認定を提供しています。
NESTA-PFTはトレーナーに必要な解剖学、生理学、トレーニング知識はもちろん、ジム経営をする上での営業力や集客力も認定試験に出題されるなどビジネススキルが問われることが特徴なのです。
またNESTAはPFT資格以外にもスペシャリスト資格を発行しています。
スペシャリスト資格では「解剖学」や「栄養学」など学問に特化した資格や高齢者や子供に特化した専門的な資格など様々な種類があり、より細かいニーズを満たす専門的な知識を身につけられます。
NESTA-PFTをもっと詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります!
あわせて読みたいNESTA資格はパーソナルトレーナーに必要な資格?NESTA資格が必ず取得できるスクールも紹介! パーソナルトレーナーとしての知識、技能だけでなく、ビジネススキルも学ぶことができるのがNESTA(ネスタ)です。
NESTAは世界的にも有
あわせて読みたい【NESTA副代表齊藤邦秀さんに聞く】パーソナルトレーナー代表資格NESTAはどのようにして誕生した?なんと今回は、NESTAJAPANの副代表であり、創立メンバーでもある齊藤さんにインタビューを行いました!
なぜNESTAというトレー
NSCA-CPT
NSCA-CPTの概要
学習内容 | スポーツ医学、解剖学、クライアントの動機づけなど |
---|---|
合格率 | 65% |
取得費用(総額) | 学生:57,100円 / 社会人:59,200円 |
試験日 | 毎日開催 |
NSCA-CPTの受験資格
・NSCAジャパン会員である
・満18歳以上
・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験合格者
・有効なCPR/AEDの認定者
NSCA-CPTがおすすめな人
・科学的根拠に基づいた本格的なトレーニング知識を体系的に身につけたい方
・パーソナルジムで働きたい人
・一般人を顧客の中心にしたトレーニング手法について学びたい方
・受験費用をなるべく安く抑えたい方
NSCA-CPTは、NSCAジャパンが認定するパーソナルトレーナー資格です。
NSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)は、全世界で5万人の資格取得者を持つ米国ナショナル・ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の日本支部です。
NSCAの使命は、公衆衛生の促進と維持、病気の予防、アスリートの競技力の向上であり、科学に基づいた教育とリハビリテーションの情報を提供します。
NSCAが認定する資格にはNSCA-CPTとNSCA-CSCSの2つの種類があり、「どっちをとれば良いの?」という声もよくあがりますが、初心者がまず取得を目指すのはNSCA-CPTでしょう。
NSCA-CSCSは、アスリートやスポーツチームに対してパフォーマンス向上のためのプログラム計画や施設管理などの知識・技能を有する人材を認定する資格というのに対し、NSCA-CPTは、年齢・性別・経験問わず幅広い層に対してトレーニングやコンディショニングの知識を持つ人材を認定する資格です。
パーソナルトレーナー以外にも、理学療法士やフィットネスインストラクターがNSCA-CPTの資格を取得しているほど、基礎知識を学べることができます。
NSCA-CPTを詳しく知りたい方はこちらを御覧ください!
NSCA-CPT試験対策の問題も用意しています。
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSの概要
学習内容 | アスリートへ向けのストレングスやコンディショニング |
---|---|
合格率 | 50% |
取得費用(総額) | 学生:61,200円 / 社会人:63,400円 |
試験日 | 毎日開催 |
NSCA-CSCSの受験資格
・NSCAジャパン会員である
・満18歳以上
・学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
・有効なCPR/AEDの認定者(*)
NSCA-CSCSがおすすめな人
・パーソナルトレーナーとしてかなり深い知識や専門性を身につけたい方
・将来的にスポーツチームやアスリートを指導、サポートしたいと考えている方
・お金と時間をかけてもいいからアスリートまで指導できるような難しい範囲まで習得したい方
NSCA-CSCSはNSCA-CPT同様、NSCAジャパンが認定するパーソナルトレーナー資格です。
NSCA-CPTの上位互換であるとよく表現され、一般人向けのパーソナルトレーニングの提供を目的としたCPT資格よりも、アスリート向けに特化したより踏み込んだ内容を学べる資格になっています。
パーソナルトレーナー資格の中でも取得難易度は高いことで知られており、NSCA-CSCSを持っているトレーナーは同業者からも一目を置かれる存在です。
大学を卒業していれば取得できる資格になっているので、CPT資格を取得した後にさらにステップアップで取得する方も多いです。
JATI-ATI
JATI-ATIの概要
学習内容 | バイオメカニクス、運動と医学、体力学総論 |
---|---|
合格率 | 50〜90% |
取得費用(総額) | 157,400円 |
試験日 | 1年に約3回程度 |
JATI-ATIの受験資格
・JTAIの会員
・養成講習会を受講し学習課題を提出した者
・下記のいずれかに該当する者
① 4年制大学卒業者(卒業見込みを含む)
② 短大および専門学校卒業者(卒業見込みを含む)
③ 国もしくは都道府県が設置した職業能力開発短期大学校、職業能力開発大学校の専門課程、または職業能力開発総合大学校の特定専門課程を修了した者(修了見込みを含む)
④ 防衛大学校、海上保安大学校、気象大学校など各省大学校を修了した者(修了見込みを含む)
⑤高等学校を卒業し、3 年以上の運動指導に従事した経験のある者
JATI-ATIがおすすめな人
・パーソナルトレーナーの資格合格に失敗したくない人
・スポーツジムやフィットネスクラブなどでトレーナーになりたい人
・日本人に特化したトレーニング理論を学びたい人
JATI-ATIは、日本トレーニング指導者協会(JATI)公認のトレーニング指導者資格です。
スポーツ選手や一般人を対象としたトレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格として位置づけられています。
一般的なパーソナルトレーナー資格は米国で発行されているのが一般的ですが、JATIは日本独自で発行しているのが特徴。
日本の環境に適した教育理論、スキル、知識が取得の際には重要視されます。
JHCA-FC
JHCA-FCの概要
学習内容 | レジスタンストレーニングのフォーム、鍛錬度チェック |
---|---|
合格率 | 60〜70% |
取得費用(総額) | 26,500円 |
試験日 | 年に4回 |
JHCA-FCの受験資格
・JHCA会員であること
・基本的なエクササイズの理論実技の習得並び指導経験を有すること(*体育大学・専門学生は重量挙げチェックにおいて指定の基準重量をクリアすること)
JHCA-FCがおすすめな人
・フィットネスクラブでのパーソナルトレーナー活動を考えている人
・ストレッチやコンディショングを特化して学んでいきたい人
・パーソナルトレーナー資格は欲しいが、学歴や経歴がない人
・とにかく安く資格が欲しい人
フィジカルコンディショニング(JHCA-FC)は、日本ホリスティックコンディショニング協会が発行するFC(フィジカルコンディショニング)関連の資格です。
トレーニング前に筋機能を正常に戻すための理論と実践スキル、専門的なリハビリテーション方法が学べられます。
目的に応じたトレーニングプログラムに必要なストレッチやエクササイズ、バランストリートメントを学ぶことで、筋肉の機能を分析・評価・修正することができます。
筋肉や神経の仕組みを学ぶことで、スポーツトレーナーやスポーツクラブのパーソナルトレーナーの教育訓練で活用できます。
JSPO-AT
JSPO-ATの概要
学習内容 | スポーツ現場での競技力向上サポート |
---|---|
合格率 | 10~30% |
取得費用(総額) | 144,850円〜 |
試験日 | 1年に2回 |
JSPO-ATの受験資格
・満20歳以上
・日本スポーツ協会の養成講習会を受講した者 *1
・適応コース承認校(スポーツ指導者養成講習会免除適応コース承認校)を卒業した者*2
*1 養成講習会には関連団体からの推薦と日本スポーツ協会の認可が必要(要活動実績)
*2 適応コース承認校を卒業することで資格は取得できるわけではないが、養成講習会や検定試験の一部が免除される
JSPO-ATがおすすめな人
・将来的にアスレチックトレーナーとしてスポーツチームやアスリートを指導、サポートしたいと考えている方
・アスリートに対してパーソナルトレーニングを実施したいと考えている方
・お金と時間をかけてもいいからアスリートまで指導できるような難しい範囲まで習得したい方
JSPO-AT(旧JASA-AT)は、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO、旧日本体育協会)の認定スポーツトレーナー資格です。
JSPO公認スポーツドクター及び公認コーチとの間で「競技者の健康管理、外傷・障害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置、アスレティックリハビリテーション、体力トレーニング及びコンディショニング等の指導が可能な人、と定義されています。
認定された人は国際大会や国内スポーツ大会、国内メジャーリーグに出場するアスリートをサポートすることが可能となります。
JSPOの合格率は30%と他の資格よりもかなり難易度が高く、資格取得にはかなり深い知識が求められます。
NATA-ATC
NATA-ATCの概要
学習内容 | 傷害・疾病の予防、臨床評価と診断、応急処置と救急処置 |
---|---|
合格率 | 80~90% |
取得費用(総額) | 数百万円〜 |
試験日 | 1年以内 |
NATA-ATCの受験資格
・CAATE(アスレティックトレーニング教育認定委員会)が公認する4年制大学、もしくは、大学院のアスレティックトレーナープログラムを卒業すること
・決められたインターンシップの時間数をクリアすること(目安は700時間~800時間)
・大学もしくは大学院を卒業後、BOC certification exam(認定試験)に合格すること
NATA-ATCがおすすめな人
・将来的にアスレチックトレーナーとしてトップスポーツチームのサポートをしたいと考えている方
・トップアスリートに対してパーソナルトレーニングを実施したいと考えている方
・海外の国家資格のトレーナー資格を取得したい方
NATA-ATCは、全米アスレティックトレーナーズ協会(National Athletic Trainers’ Association)が認定するアスレティックトレーナー資格です。
パーソナルトレーナーの資格としては珍しくアメリカの大学への留学経験とインターンシップの経験が資格条件に組み込まれています。
学習内容もリハビリや医療予防などが含まれており、取得することでトレーニング指導ができることに加えて危篤者に対して一命の救急措置が行える準医療資格でもあります。
取得は他の資格に比べてハードルが高いですが、実戦経験が重要視されているため海外のプロスポーツチームと契約することも夢ではないのです。
NASM-CPT
NASM-CPT
学習内容 | 傷害・疾病の予防、臨床評価と診断、応急処置と救急処置 |
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合格率 | 非公開 |
取得費用(総額) | 57,420円〜 |
試験日 | 毎日開催 |
NASM-CPTの受験資格
・CPR(心肺蘇生法)のライセンス取得者
・高校卒業以上
・18歳以上
NASM-CPTがおすすめな人
・パーソナルトレーニングについて初めて学ぶ人
・海外でのパーソナルトレーナー活動を考えている方
・これからNASMの他の専門資格を取得していきたい方
NASM-CPTは、全米スポーツ医学協会(National Academy of Sports Medicine)が認定するパーソナルトレーナー資格です。
NSCAやNESTAに比べて、日本ではあまり知名度がありませんが、世界95カ国に展開する世界最大のパーソナルトレーナー団体です。
「安定性」「筋力」「パワー」の3つで構成された科学的根拠に基づいたトレーニング理論を学べる資格で、未経験者が初めてとる資格としてもおすすめです。
健康運動指導士
健康運動指導士の概要
学習内容 | 生活習慣病予防や体力づくりのための指導技術 |
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合格率 | 70% |
取得費用(総額) | 171,469円〜 |
試験日 | 1年に2回 |
健康運動指導士の受験資格
・健康運動指導し養成講習会を受講する
・健康運動指導士養成校で学ぶ
健康運動指導士がおすすめな人
・ボディメイクというよりは高齢者への指導など健康分野のトレーナーとして働きた方
・病院や福祉施設、保健所などでも働きたいと考えている人
健康運動指導士は、「健康・体力づくり事業財団」が発行する生活習慣病予防や体力づくりのための指導をするための資格です。
健康運動指導士になると、保健医療関係者と連携しつつ、メタボリックシンドローム症候群の改善や介護状態にならないための予防などを目的とし、安全で効果的な運動プログラムの作成とその指導を行えるようになります。
主な就職先はフィットネスクラブや診療所、病院等になっているので、「健康」という分野で幅広い世代にアプローチしていきたい方におすすめの資格です。
ボディメイクインストラクター
ボデイメイクインストラクターの概要
学習内容 | 理想の美ボディの作り方 |
---|---|
合格率 | ほぼ100% |
取得費用(総額) | 48,500円 |
試験日 | 1年中 |
ボディメイクトインストラクターの受験資格
・協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者。
ボディメイクインストラクターがおすすめな人
・ボディメイクに興味がある女性
・女性特化の指導をしたい方
ボディメイクインストラクターは一般財団法人日本能力開発推進委員会 (JADP)が認定する美ボディを作ることを目的とした資格です。
主に女性向けのトレーニングを想定して作られており、女性のなりたい身体を作るための、目標設定やトレーニング方法、食事管理方法などが学べるスペシャリスト資格になります。
手軽に受講できる資格なので、予備知識で女性の指導法が知りたい方や、知り合いへのトレーニング指導に活かしたい方などにおすすめです。
それぞれのパーソナルトレーナー資格の違いをもっと知りたい方はこちらから!
目的やニーズ毎におすすめのパーソナルトレーナー資格を紹介
主要のパーソナルジム資格についてそれぞれ紹介したところで、目的やニーズに沿っておすすめの資格を紹介します。
アスリートに対してトレーニング指導をしたい人におすすめの資格
クラブチームでアスリートを指導したい方には下記の資格がおすすめです。
・NSCA-CSCS
・JSPO-ATI
・NATA-ATC
上記の3つの資格はいずれもアスリートの指導を目的としたトレーニング資格になります。
「NSCA-CSCS」はアスリートのトレーニングは必須である「ストレングス」と「コンディショニング」の2つについて高度で専門的な知識をも身につけられる資格です。
「ストレングス」は筋力を上げるためのトレーニング手法で、「コンディショニング」がパフォーマンスの向上を目的としたトレーニング手法となります。
NSCA-CSCSを保持しているパーソナルトレーナーの中でもかなり専門的な知識を有しており、信頼できる印象が強いです!
「JSPO-ATI」「NATA-ATC」はアスレチックトレーナー向けの資格になるので、よりスポーツチームなどで働きたい人に適している資格と言えるでしょう。
NSCA-CSCSよりもメディカル部門に強いトレーナー資格となります。選手の健康管理や怪我予防、救急処置やリハビリといった高度なケアも可能になるので、医療とスポーツをつなぐパイプ的な役割を果たすことができます。
NSCA-CSCSはパーソナルトレーナーとしてアスリートに指導したい人、JATI-ATIやNATA-ATCはスポーツクラブなどでアスリートに指導したい人におすすめです。
アスリートとどのように携わりたいかによって、取得するべき資格を決めましょう。
資格 | 受験費用 | 難易度 |
---|---|---|
NSCA-CSCS | 61,200円〜 | 難しい |
JSPO-AT | 144,850円〜 | かなり難しい |
NATA-ATC | 数百万円〜 | かなり難しい |
パーソナルジムで一般向けの人を指導したい人におすすめの資格
パーソナルジムで一般向けの人を対象に指導したい方やには下記の資格がおすすめです。
・NSCA-CPT
・NESTA-PFT
・JATI-ATI
いずれの資格もパーソナルトレーナーとして活動する上で十分な知識を身につけられる資格となっており、業界の中でも信頼性が高い資格です。
パーソナルジムの求人の応募資格として上記の資格が求められる場合や、待遇が良くなるケースなどもあります。
一般的にパーソナルトレーナーになりたいと思ったらこの3つの中から選ぶのが無難です!
中でも「認知度が高い資格が良い」「トレーニング理論を深く学びたい」「なるべく安くしっかりとした資格が取りたい」という人には「NSCA-CPT」がおすすめです。
解剖学や生理学、栄養学といった基礎的な知識から、エクササイズテクニックやクライアントへのカウンセリングに必要な知識など理論的に学ぶことができます。
他の2つの資格に比べてトレーニングに関してより深く広く学べるのが特徴です。
また最終学歴が高卒以上であれば誰でも受けられる資格なので、他の2つの資格より受験資格が緩く、多くの方が受けられる資格となっております。
「今後開業していきたい」や「顧客を得るビジネススキルを身につけたい」という方はNESTA-PFTを取得しましょう。
NESTA-PFTはトレーニング理論だけではなくビジネス理論を学べることが大きな特徴となっています。
パーソナルトレーナーはお客様から選ばれないと成り立たない職業です。そのような部分もしっかり学んでいきたいという方はNESTA-PFTをおすすめします。
「信頼できる資格をなるべく高確率で取得したい」人にはJTAI-ATIがおすすめです。
業界の中では十分に認知度があり、さらにトレーニングに関する基礎的な知識を身につけられますが、他の2種類の資格と比較して難易度は低いです。合格率は年によってばらつきがありますが90%の年もあり、対策をしっかりすれば十分に取得できる資格と言えます。
また養成講習会の受講が必須となっており、強制的に知識を身につけられうことも魅力的です。
資格 | 受験費用 | 難易度 |
---|---|---|
NSCA-CPT | 57,000円〜 | やや難しい |
NESTA-PFT | 72,500円〜 | 普通 |
JATI-ATI | 日本人にあったトレーニング理論 | 157,470円〜 |
未経験者が短期間でパーソナルトレーナー資格を取得したい人におすすめの資格
未経験者で短期間でパーソナルトレーナー資格を取得したい!という方には下記の資格をお勧めします。
・NASM-CPT
・NSCA-CPT
・NESTAスペシャリスト資格
「NASM-CPT」「NSCA-CPT」は難易度がやや高めになりますが、未経験者でも独学で資格取得が目指せる資格になっています。
両者ともに資格取得費用も比較的安価で、試験日時も自由に設定可能なので、自分の好きなタイミングで資格を取得できるようになっています。
パーソナルトレーナー資格の独学での取得ついてはこちらの記事も参考にしてください!
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あわせて読みたい【無料問題集付き!】独学者でも効率よくNSCA-CPTに合格出来る勉強法完全ガイドNSCA-CPTはアメリカ発祥の国際認証資格で、多くの国と地域で使われている知名度と信頼性が高いトレーナー資格で、勉強する過程でパーソナルト
また開催の取りたい分野と開催のタイミングにもよりますが、「NESTAスペシャリスト資格」も短期間で資格取得するにはお勧めです。
NESTAスペシャリスト資格は2日間の集中講座を受講後、自宅で受験するだけで取得できる資格です。
さらに試験は教科書を見ながら解いて良いので、ほぼ確実に合格できる資格になります。
NESTAの知名度がありつつ、専門性を身につけられる穴場的な資格なので、短期間で取りたい方はおすすめです。
トレタンでも「解剖学」に特化したプログラム作成や指導が学べる、「NESTAファンクショナルアナトミー資格」の開催も随時行なっておりますので、詳細を聞きたい方はぜひこちらからサービス説明会のお問い合わせをお願いします。
資格 | 受験費用 | 難易度 |
---|---|---|
NASM-CPT | 57,420円〜 | やや難しい |
NSCA-CPT | 57,000円〜 | やや難しい |
NESTAスペシャリスト資格 | 64,900円〜 | とても簡単 |
とにかく安くパーソナルトレーナー資格を取得したい人におすすめの資格
とにかく安くパーソナルトレーナー資格を取得したい!という人には下記の資格をおすすめします。
・JHCA-FC
・ボディメイクインストラクター
・NSCA-CPT
上記3つの資格は今回紹介した資格の中で取得総額の費用が安いTOP3のパーソナルトレーナー資格です。
特に一番安いのが「JHCA-FC」です。
取得費用にかかる総額が26,500円とかなり安く、受験難易度も優しい資格なので、とにかく安く取得したい人に一番おすすめできる資格です。
また「ボディメイクインストラクター」も取得総額が48,500円と安い資格になります。
「JHCA-FC」や「ボディメイクインストラクター」はどちらも受験資格に学歴などは必要とならないため、とにかく資格が欲しいという方にもおすすめです。
また「NSCA-CPT」も取得総額が57,000円と比較的安く取得できる資格です。
上記2種類の資格では知識や知名度、信頼性として物足りないと思う方には、「NSCA-CPT」はコストパフォーマンスの視点で非常に優れている資格と言えます。
資格 | 受験費用 | 難易度 |
---|---|---|
JHCA-FC | 26,500円〜 | 簡単 |
ボディメイクインストラクター | 48,500円 | とても簡単 |
NSCA-CPT | 57,000円〜 | やや難しい |
2つ目の資格を検討している / トレーナーとしての技術をあげたい人におすすめの資格
すでにトレーナーの方でより専門性をつけていきたい方や2つ目の資格取得を検討している方には下記の資格がおすすめです。
・NSCA-CSCS
・JATI-ATI
・NESTAスペシャリスト資格
「NSCA-CSCS」はパーソナルトレーナーとしてかなり深い部分まで学べるので、よりトレーナーとして専門性を身に付けたい人にはおすすめできる資格です。
特にこれから、アスリートやモデルなど単価が高い顧客も指導する際はパフォーマンス向上のためのコンディショニングの技術も必要になります。
「NSCA-CSCS」であればそういったキャリアアップも望める資格なのでおすすめです。
「JATI-ATI」はNSCAの資格取得者には養成講習会の受講と自己学習課題の提出が免除されます。
取得総額157,470円の内、養成講習会に126,500円かかるので大幅に資格の取得費用を抑えることができます。
またJATIは日本人に特化したトレーニング手法が学べるので、「NSCA-CPT」で国際的なトレーニング理論、「JATI-ATI」で実際に顧客に使える日本人向けの知識の2つを持つことでトレーナーとしての引き出しに厚みが増します。
「NESTAスペシャリスト資格」は自分の弱みの分野や強みとする分野を作りたいときにおすすめできます。
先述した通り、「解剖学」や「栄養学」などの学問的な分野や「高齢者」や「子供」といった狙いたい層での切り分けもできるので、他のトレーナーとの差別化を図ることが可能です。
トレタンでも「解剖学」に特化したプログラム作成や指導が学べる、「NESTAファンクショナルアナトミー資格」の開催も随時行なっておりますので、詳細を聞きたい方はぜひこちらからサービス説明会のお問い合わせをお願いします。
資格 | 受験費用 | 難易度 |
---|---|---|
NSCA-CSCS | 61,200円〜 | 難しい |
JATI-ATI | 日本人にあったトレーニング理論 | 157,470円〜 |
NESTAスペシャリスト資格 | 64,900円〜 | とても簡単 |
パーソナルトレーナーの年収はどれくらい?
資格保持は高い年収を目指せる
資格を取得すると、年収が高くなる可能性もあります。
パーソナルトレーナーは資格なしでも働くことはできますが、求人サイトやジムの求人ページでは、「資格者優遇!」という文言があり、時給や給与の平均値も高く提示されています。
将来的に高い年収を得たい場合は、若いうちにセッション数をこなすだけでなく、資格を取得することも必要です。
また、年収は雇用形態によって変動することにも留意してください。
求人ボックスで解説記事を元に雇用形態別の年収を紹介していきます。
正社員
正社員の場合の年収は、約200万円〜400万円であることが一般的です。
これは、資格有無だけでなく、トレーナーの経験、資格、所属するジムや施設の規模、地域などによって異なります。
また、ボーナスやインセンティブ制度がある場合は、年収に追加される可能性もあります。
最終的な年収は、自身のスキルや努力、市場の需要と供給によっても大きく左右されるため、一概には言えません。
パーソナルトレーナーのキャリアを追求する際には、経験を積みながら自己啓発やスキルアップを行い、自身の競争力を高めることが重要です。
経営者でもある船木トレーナーはクライアントからの質問でわからない箇所があれば、その日に解決するなど徹底して学習していました!
業務委託
業務委託トレーナーの年収は、平均して300万円〜500万円が相場です。
業務委託契約の場合、平均年収は変動しまず、セッション数が重要な要素となります。
トレーナーが多くのクライアントへのセッションを行えば、年収は相応に増加します。
そのため、広い顧客ベースを築くことや、顧客のLTV(継続率)を高めることが重要です。
また、高い評価や口コミを得ることで、クライアントからの評価が高まり、リファラルから新たなクライアントを獲得することも。
セッションの質を高めることだけでなく、マーケティングや自己ブランディング、顧客獲得の努力も業務委託ではより重要となるのです。
アルバイト
パーソナルトレーナーのアルバイトとしての年収は、約100万円から300万円の範囲で収まることが相場です。
アルバイトとして高い年収を得るには週の労働時間やセッションの数、さらには時給が重要です。
ジムや施設の混雑具合や需要、自身のスケジュールによっても、年収は変動します。
また、アルバイトの場合はセッション以外の清掃などの雑務も担当するため、将来パーソナルトレーナーとして活躍したい学生におすすめの雇用形態なのです。
パーソナルトレーナーとして年収1,000万円を目指そうとしている方はこちらの記事が参考になります!
【例題あり】パーソナルトレーナーの資格難易度は?問題を解いてみよう!
パーソナルトレーナーの資格試験を想定したオリジナル問題を用意しました!
現在の知識レベルを図るために挑戦してみましょう!
問題集
問1:睡眠に関して、誤った記述はいずれか
A:グレリンは空腹感を伝達するホルモンである
B:音楽や香りも利用してリラックスできる環境を作り、交感神経を優位にして眠る準備をするとよい
C:白色蛍光灯よりも暖色系の光の方が入眠を妨げない
問2:スパイン・ヒップリフトで主働筋ではないのは次のいずれか。
A:脊柱起立筋
B:ハムストリングス
C:下腿三頭筋
問3:次のうち、説明として誤っているのはどれか?
A:拡張末期容量(EDV) とは、充満後の心室の血液量を示す
B:収縮末期容量(ESY)とは、収縮後の心室の血液量を示す
C:空気は気管、気管支、細気管支を経て心臓に達す
問4:競技動作と解剖学の組み合わせについて誤った記述はいずれか
A:やり投げのフォロースルーは体幹を矢状面で屈曲
B:クロールのストロークは肩を矢状面で伸展
C:テニスのバックハンドは肩を水平面で水平内転
問5:脂質異常症について正しいのは次のいずれか
A:HDLは血液によってコレステロールを肝臓へ運搬する
B:LDLは善玉コレステロールである
C:冠状動脈疾患の予測データとしては、LDL値よりも総コレステロール値に注目する方が重要である
回答
問1:B 音楽や香りも利用してリラックスできる環境を作り、交感神経を優位にして眠る準備をするとよい
問2:B ハムストリングス
問3:C 空気は気管、気管支、細気管支を経て心臓に達す
問4:C テニスのバックハンドは肩を水平面で水平内転
問5:A HDLは血液によってコレステロールを肝臓へ運搬する
皆さんは何問正解したでしょうか?
実はこの問題は、nsca-cptを想定したトレタンのオリジナル問題なのです。
他にも無料で問題が解ける記事を用意しておりますので、是非チャレンジしてください!
問題を解きたい方は以下の記事を御覧ください!
【将来性】パーソナルトレーナーの仕事はきつい?やめとけ?リアルな口コミを紹介!
「パーソナルトレーナーの仕事はきついのでは」と考える人も多いのではないでしょうか?
実際にきついのかどうか、仕事内容や口コミを紹介します!
パーソナルトレーナーの仕事内容
パーソナルトレーナーの仕事内容は主にクライアントへのトレーニング指導と食事管理が挙げられます。
セッションでは、個々のクライアントの体力レベルや目標に合わせたトレーニングプログラムを作成し、指導します。
「トレーニングプログラムの設計」、「技術指導とフォームの修正」、「モチベーションとサポート」でクライアントの身体を変えていきます。
また、食事指導ではクライアントの現在の食事状況を評価し、適切な栄養指導を行います。
クライアントの身体的な特徴、健康状態、食習慣などを考慮して、不足している要素を洗い出し適切な栄養摂取量やバランスを提案しなければいけないのです。
より詳細な仕事内容を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
パーソナルトレーナーによるリアルな口コミ
ここからはパーソナルトレーナーとして働く人のリアルな口コミをオープンワークの口コミから抜粋して紹介していきます。
まずはネガティブな口コミから紹介します!
トレーナー職としてついたがやることは営業職。
ノルマもあるので痩せないゲストのメンタルケア、食事サポートメールトレーニング指導などトレーナー負担が大きすぎる。
痩せない場合はトレーナーの責任となるので昇進にも影響が出る。
高額な代金をいただいていることの対価としてサービスを提供しているため、時にはクライアントから返金を求められるケースも存在する。
自分の実力がもろに給料に反映される業界なので、実力主義の環境が合わない人にはおすすめしない
クライアントが増えるごとに1人1人にかける時間が長くなり、必然と残業も増えた。
入社当初はお客様1人1人と真摯に向き合うトレーナーを目指していたが、残業により乖離が見え始めた。
残業や給与に関して気にする口コミが多く見られました。
また、「どれだけクライアントの要望に沿うことができたか」という評価基準もあるため、クライアントの成果を出せない人にとっては厳しい環境でもありそうです。
続いてはポジティブな口コミを紹介します!
お客様に喜んで貰うことにやりがいを感じていた。
接客面での成長や役職について場合はマネジメントといったスキルも学ぶことができる。
年齢層、富裕層など種類の異なるクライアントを担当するため、トレーナーとして幅広い経験を積むことができる。
トレーニングや人とのコミュニケーションが好きであれば、充実感を得られることであろう。
インセンティブが年収に大きく反映される。
セッション数や物販の売り上げがよければ、給料に直に反映される。
トレーナーとしての実力がつくのはもちろん、営業としてのスキルも身につけることができる
やはり、人が変わる姿にやりがいを感じる人が多いようです。
また、トレーナーとしての実力だけでなく営業力も身につけることができるので将来独立などを考えている人はまずは教育環境が整っているジムに入社することも1つの選択肢としておすすめです。
コロナ禍でパーソナルジム業界に影響は出た?
2020年に流行した新型コロナウイルスの影響はパーソナルジム含むフィットネスクラブにも影響を及ぼしました。
経済的な影響では、パーソナルジムのみならずフィットネス業界全体が経済的な影響を受け、店舗の閉鎖や制限により、施設の収益が減少し、一部のジムやパーソナルトレーナーは経営に苦しむこととなりました。
ただ、一方で顧客ニーズも変化しリモートトレーニングやオンラインクラスの需要が高まり、直接店舗にも通わずともトレーニングを提供するなどサービスを変更したジムはそこまで大きな影響を影響を受けませんでした。
フィットネス業界の最新の動向を知りたい方はこちらから!
女性専門ジムは増加傾向にある
OUTLINE | 18店舗(2021年)→31店舗(2023年5月現在) |
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UNDEUX | 15店舗(2021年)→24店舗(2023年5月現在) |
ビーコンセプト | 28店舗(2021年)→35店舗(2023年5月現在) |
Reborn myself | 30店舗(2021年)→31店舗(2023年5月現在) |
女性専門のパーソナルジムは近年増えています。
UNDEUX(アンドゥ)、OUTLINE(アウトライン)、ビーコンセプト、Reborn Myself(リボーンマイセルフ)などの店舗は2020年以降も店舗を増加させています。
増加の背景として女性が健康やフィットネスに関心を持ち、自身の目標を達成するためにパーソナルトレーニングを求める需要が高まったことが挙げられます。
女性専門のジムは、ピラティスやヨガなど女性特有のトピックや課題に焦点を当てたセミナーやイベント、女性向けの栄養指導なども提供しています。
なかには コンセプトを統一し、トレーナーも女性専門だけのジムもあるため、女性トレーナーが働きやすい環境でもあるのです。
女性トレーナーとして有名になりたい方は以下の記事を参考にしましょう。
【独学も可能】パーソナルトレーナー資格を取得するためのおすすめ勉強方法
ここからはトレーナー資格を取得するためのおすすめの勉強方法を紹介してきます!
既にトレーナーの人は独学もおすすめ
既にトレーナー・理学療法士として働いている人はトレーナーとして活躍できる可能性が高いです。
資格取得必要な解剖学、生理学、トレーニング指導の学習内容を既に知識として取得しているためです。
ただ、DIT(食事誘発性)などの栄養に関する知識やクライアントのモチベーションの動機づけなど、トレーナーならではの知識が問われる問題も資格取得では必要であるため、新たに学習する必要があることも事実です。
独学での資格取得を検討している方は以下の記事で進め方を学びましょう!
1から勉強する人はスクールや通信がおすすめ
トレーナーとしての知識をなにも知らない初学者はトレーナースクール、学校、通信のいずれかがおすすめです。
それぞれの3つの特徴を紹介するので自分に適した形態を選びましょう。
即戦力として活躍したい人はトレーナースクールがおすすめ
就職後、すぐに1トレーナーとして即戦力で活躍したい人はトレーナースクールへ通いましょう。
資格取得だけでなく、クライアントへのセッションの仕方、初回カウンセリングの実演など現場で行う実技も学習内容に含まれています。
また、セッションでは実際に現場で活躍するトレーナーが、クライアントからの質問の答え方や追い込み方など現場ならではの実習も行います。
費用は50〜100万円ほどかかりますが、その分リターンは大きいと言える取得方法でしょう。
幅広い知識を得たい方は学校へ
トレーナーとしてのスキルや知識以外の幅広い知識も身に着けたい方は学校がおすすめです。
学校ではPCスキルやビジネススキル、更にはスポーツチームでの現場演習などもありトレーナーでは得られない体験をすることができます。
費用は200〜300万円ほどかかり、既にトレーナーとして働くことを決めている方というよりは、トレーナー以外の選択肢も検討している人におすすめの資格取得方法です。
学校かスクール、どちらに進むか決めきれない人は以下の記事を参考にしましょう。
自分のペースで資格のみ取得したい人に通信講座はおすすめ
通信講座は自宅やオンラインで学ぶことができるため、自分のペースで学習を進めることができます。
忙しいスケジュールや他のコミットメントがある場合でも、自分の都合に合わせて学習時間を確保することができます。
また、費用も20-40万円とスクールや学校よりもコストが抑えられ、講師や他の受講生とのコミュニケーションを通じて、モチベーションを高めることもできるため、孤独を感じずに資格取得することができるのです。
通信講座を検討している人は以下の記事がおすすめです。
パーソナルトレーナーの資格取得はトレタンがおすすめ!
超効率的!最短30時間で取得が目指せる
トレタンは最短8週間の30時間でNSCA-CPTの資格を取得することが可能です。
NSCA-CPTの学習内容に沿ってカリキュラムを組んでおり、専門講師による授業と約1,000問の問題演習を繰り返すため、超効率的に学習を進められます。
また、授業を繰り返し視聴でき、間違った・苦手分野は繰り返し勉強し得意分野を増やすことができるのです。
学習内容が分からなければオンラインでいつでも相談可能な環境を用意しています!
月額1万円台から取得が可能!
トレタンは月額1万円台からNSCA-CPT資格の取得が目指せます。
分割払いが可能であるため、専門学生や大学生、新卒トレーナーにもおすすめできます。
専任講師が防衛大学の講師
トレタンの講師は防衛大学に勤務をしている野口史織先生です。
国立スポーツセンターでも勤務しており、早稲田大学を飛び級(首席)で卒業し、ボディメイク大会でも優勝経験のある業界TOPクラスのトレーナーです。
オリンピック選手の指導経験もあるため、信頼できるトレーナーのもとで資格取得を目指したい人はトレタンで学習しましょう!
資格を取得しパーソナルトレーナーを目指そう!
パーソナルトレーナー資格を取得することは、あなたのキャリアや将来の可能性を広げる素晴らしいチャンスです。
トレーナーとしての知識とスキルを身につけることで、人々の健康やフィットネスの改善に貢献できる素晴らしい仕事が待っています。
また、パーソナルトレーナーとして働くことは、人々の生活にポジティブな変化をもたらす素晴らしい機会です。
あなたの指導やサポートが、彼らの人生をより良いものに変える力となるのです。
まだ、パーソナルトレーナーの資格をどうやって取得しようか悩んでいる人はトレタンの無料個別相談にお越しください!
パーソナルトレーナーになりたい人向けのQ&A
パーソナルトレーナーになりたい人からよく聞かれる質問に対して下記でまとめております!是非ご覧ください!
パーソナルトレーナー資格はいらない?
パーソナルトレーナ資格はパーソナルトレーナーになるために「必須」ではありません。
しかし我々業界人としては取得することを強くおすすめします。
ぜひこちらの記事も参考にしてください。
あわせて読みたいパーソナルトレーナーに資格はいらない? トレーナー就職志望者が見落としてはいけないポイント!これからパーソナルトレーナーを目指す方にとって、パーソナルトレーナーの資格が無くても働けるのかは気になりますよね。
本記事ではパーソナルト
パーソナルトレーナー資格どれ一番いい?
本記事を見ても迷われている方は「NSCA-CPT」をお勧めします!
理由としては「知名度が高い」「パーソナルトレーナーとして専門的で網羅的な知識が身に付く」「取得コストが安い」点が挙げられます。
資格としてかなりバランスが良く、就職にも有利になるので、迷ったら「NSCA-CPT」にしましょう。
あわせて読みたい【徹底解説】NSCA-CPT資格とは?取得方法や認定パーソナルトレーナーのメリットなどを解説!NSCAとは?
NSCAとは1978年にアメリカで設立されたストレングストレーニングとコンディショニングを専門とするトレーナー教育団体
パーソナルトレーナー資格取得は難易度高い?
資格の発行団体によって取得難易度が変わります。
とにかく簡単な資格であれば、「JHCA-FC」や「ボディメイクインストラクター」などがお勧めです。
パーソナルトレーナー資格の難易度については下記の記事で解説していますのでご覧ください!
あわせて読みたいパーソナルトレーナー資格の難易度はどれくらい?資格の内容・費用を解説これからパーソナルトレーナーになる方にとって、取得する資格の難易度や合格率は気になる部分かと思います。
本記事ではNSCA-CPTを中心に
パーソナルトレーナー資格は独学でも取れる?
独学でもとれます!
資格合格に向けた独学の方法は下記の記事で詳細に解説していますのでご覧ください!
あわせて読みたいパーソナルトレーナーの資格は独学で取得できる?おすすめの資格一覧と勉強法を紹介!「パーソナルトレーナーの資格を取りたいけど独学でも取得できるものはあるの?」と疑問に思っている方はいませんか?
この記事では、独学で取
パーソナルトレーナー資格取得にかかる費用はどれくらい
独学時の相場は5万円~20万円ほどです!
資格発行団体や受験者の状況(学生かどうかなど)によって変わりますが、受験料と会員登録費用だけであれば上記の枠に収まる資格が多いです。
資格取得にかかる費用については下記の記事でも解説していますので、参考にしてください!
あわせて読みたいパーソナルトレーナー資格を取得するための費用はいくら?NSCA-CPTを中心に各資格を徹底解説!「パーソナルトレーナーの資格をとるためにどれくらいの費用がかかるのか知りたい。」
「どのパーソナルトレーナー資格がコストパフォーマンスが高
NSCA認定パーソナルトレーナーって何?
NSCA認定パーソナルトレーナーとは、アメリカのフィットネス団体であるNSCAが発行している「NSCA-CPT」「NSCA-CSC」を有しているトレーナーのことの総称です!
NSCAに関してはこちらの記事で解説しておりますのでご覧ください!
あわせて読みたい【徹底解説】NSCA-CPT資格とは?取得方法や認定パーソナルトレーナーのメリットなどを解説!NSCAとは?
NSCAとは1978年にアメリカで設立されたストレングストレーニングとコンディショニングを専門とするトレーナー教育団体
NSCA認定パーソナルトレーナーは独学でもなれる?
NSCA認定パーソナルトレーナーは独学でもなれます!
難易度としてはトレーナー資格の中でもやや高く、初学者であれば8.5ヶ月ほど勉強する必要があります。
合格率は65%ほどです。
独学でのNSCAの勉強法についてはこちらの記事で解説しておりますのでご覧ください!
あわせて読みたい【無料問題集付き!】独学者でも効率よくNSCA-CPTに合格出来る勉強法完全ガイドNSCA-CPTはアメリカ発祥の国際認証資格で、多くの国と地域で使われている知名度と信頼性が高いトレーナー資格で、勉強する過程でパーソナルト
NSCA認定パーソナルトレーナーになるのは難しい?
NSCA認定パーソナルトレーナーになるにはやや難易度が高いです。
全体の合格率は65%ほどで、しっかりとした対策が必要になります。
NSCA-CPTの合格率についてはこちらの記事で解説しておりますのでご覧ください!
あわせて読みたいパーソナルトレーナー資格の難易度はどれくらい?資格の内容・費用を解説これからパーソナルトレーナーになる方にとって、取得する資格の難易度や合格率は気になる部分かと思います。
本記事ではNSCA-CPTを中心に