ジム経営は儲かる!?失敗しないポイントを抑えて年収をあげよう!

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これからトレーナーを志す人はジムの開業や経営を夢に掲げているのではないでしょうか。
しかし、
本当にジム経営は儲かるのか?
うまくジムを経営できるか不安

そう思う方も少なからずいると思います。
本記事ではジム経営は儲かるのか、失敗しやすいポイント、成功するために取るべきアクションを具体的な行動に移せるレベルまで落とし込んで解説します。
ジム経営をするために何をすればいいか分かる状態を作りましょう。

ジム経営が儲かるとされている理由

ジムの市場規模拡大

1つにジムの市場規模の拡大が挙げられます。
フィットネスクラブの店舗数は2010年は約3,600弱でしたが、2018年には約5,800弱にまで増加し、売上高も4,200億円から4,800億円と600億円増加しています。

ジム経営を主要事業とする企業の7年間の売上は増加傾向にあり、中でも業歴が10年未満のジムが4割の売上を占めるほど、ジム市場は盛り上がっています。

https://www.a-t-company.jp/know-how/detail75/
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ニーズの多様化

ジムに通う人々の目的が多様化していることも要因の1つです。
今までは「ジムに行って痩せる」ということがジムに通う大きな目的の1つでしたが、「運動習慣をつけるため」、「今の体型を維持するため」、「鍛えていい身体になってモテたいため」など通う目的も幅広くなっています。
ジム業態も総合ジム(KONAMI、ゴールドジム)、パーソナルジム(RIZAPや24/7workout)、女性専門ジム(メガロスルフレ、カーブス)、コンビニジム(エニタイムフィットネス、チョコザップ)、また、コロナ渦を経てオンラインフィットネスも導入するジムもあるなど、人々のライフスタイルに合わせて企業も変化しているのです。

利益率の高さ

ジム経営は利益率高いビジネスモデルです。
純利益は売上高から家賃、人件費、光熱費、広告費を引いて残った金額で、ジムの営業利益は平均22.6%とされています。
IT領域の営業利益が9-20%、化学工業が8-10%、製造業が0-5%とされているので、ジム経営の営業利益は高いと言えます。
また、トレーナーとしてのスキルがあれば、顧客からリファラルで新規顧客を手に入れることができ、マーケティングスキルがなくとも顧客を集められるのです。

https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1110/21/news009.html

ジム経営が失敗してしまう原因


儲かるとされているジム経営ですが、経営者の能力やスキル不足が原因で失敗してしまう可能性もあります。
経営をする前に対策できることも多くあるので、あらかじめリスクを想定し求められるスキルを培っておくことがジム経営には必要です。

トレーナーとしての知識・経験不足

まず、トレーナーとしてのスキルが無ければ話になりません。
顧客の身体の状態を把握する解剖学の知識、トレーニングを豊富に知っているゆえに行える適切な指導、顧客をやる気にさせるコミュニケーション力、これらのスキルが無ければ顧客は自社ジムに通わなければいけない理由を見いだせず、別のパーソナルジムに通ってしまう可能性が非常に高いです。
そのため、「◯◯さんのもとでダイエットしたい」と、まず名前で指名されるトレーナーへと成長し、独立・開業しても付いてきてくれる顧客がいる状態を作りましょう。

経営者としての店舗経営能力不足

次に、経営者としての能力不足が挙げられます。
パーソナルトレーナーは目の前の顧客が求めていることに応えるということがメインの業務でしたが、ジム経営は経営業務を全般行います。
売上管理、お問い合わせ数、来店率、入会率、継続率、人材育成などほぼすべての業務を経営者は立ち上げフェーズで取り組む必要があります。
また、これらの業務はトレーナー活動を行いながらやらなければいけません。
経営者としてマルチタスクが行えなければ売上を上げるための施策を実行できず、ジムを軌道に乗せることが難しくなります。
幅広く物事を処理できる能力を鍛えつつ、それでも難しければトレーナー活動はトレーナーに任せ自身はジム経営に専念する、という業務体制を敷くことも1つの手段として覚えておきましょう。

集客、ブランドづくりなどの経営能力不足

集客やブランドづくりなど、ジムを来店させるきっかけづくりの導線が作れていないということもジム経営失敗に繋がります。
現在ほどジムが流行する前は「2ヶ月で10kg減量!」など、顧客へすぐにメリットが伝わる文言を広告に使用し「短期で痩せられるパーソナルジム」ということを訴求することで、RIZAPは一世を風靡しましたが、現在はそう簡単にはうまくいきません。
人々のニーズは多様化しており、その上どこのジムの広告でも見かけたような文言であれば、他ジムと差別化できず自社ジムに顧客を来店させることはできません。
世の中のニーズを掴み、自社ジムの特徴をどんな文言で訴求するのか考え実行し改善といった売上につながるPDCAサイクルをジム経営をする前に回すことをオススメします。

コンセプトや料金の設定が不十分

ジム経営をする前に必ずコンセプトや料金を作り込みましょう。
コンセプト、いわば自社ジムの思いやストーリーが顧客に刺さらない、伝わったとしても料金とのバランスが釣り合っていなければ顧客は入会しようという気持ちになりません。
現在、「無理なくプロと運動を続けられる」というコンセプトのもと、月額制や通い放題のサブスクリプション型(サブスク)のパーソナルジムが流行しています。
一般的にパーソナルジムは2.3ヶ月で20-30万円という高額なイメージが強いですが、サブスクのパーソナルジムは月額3-5万円で通うことができ、窓口を広くし幅広く通ってもらえるよう工夫をしているなど、コンセプトと料金、どんな人に通ってほしいのか、これらのバランスを考えながらジムは経営しなければいけません。

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儲かるために!ジム経営を成功させるポイント

ここまでで、ジム経営が失敗してしまう原因を理解できたと思います。
経営能力以前に、トレーナーとしての実力がなければジム経営はうまくいきません。
ジム経営を成功させるポイントは他にも多く存在します。
成功するための要素を抑えて、ジム経営に向けた準備を行いましょう。

ジムトレーナーとして引き出しを増やす

まず1つにジムトレーナーの能力向上、つまりトレーナーとしての引き出しをストックしておくことが挙げられます。
ジムに通う人の目的はそれぞれ異なり、求めている理想体型も違います。
顧客ごとにトレーニングや食事管理をカスタマイズして指導できければ、顧客はトレーナーから教えてもらう価値を感じず、ジムを継続しない・高いレビューをつけてくれないといったことが挙げられます。
顧客が求めている以上の価値を提供するためにも、幅広い知識と豊富な経験をトレーナーは持ち合わせておくべきです。

圧倒的なセッション数・実績

トレーナーとして成長をするためにも数多くのセッション数をこなすことが若い内は非常に大切です。
20代といった若いうちに色々な顧客の指導をすることで、顧客ごとの身体的特徴や悩みを知ることができます。
量をこなし顧客がどのような情報や知識が求められているのか把握することで、顧客を成功へと導く適切なアクションが取れるようになります。
そのため、知識がなく時間に余裕がある若い内は、休日は自己研鑽を行う、業界TOPトレーナーのセミナーに通って質問するなど量と質の2つにこだわってトレーナー活動を行いましょう。

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幅広いクライアントを指導する

一般人、経営者、スポーツ選手など幅広いクライアントを指導することもトレーナーとしての実力が高まります。
通う背景や求められるレベル感が異なる環境に身を置くことであらゆる人のパーソナル指導を受け持つことが可能になります。
また、ジム経営のターゲットを決める際にも活かすことができるため、40代の痩せたい女性ばかりを指導するのでなく、幅広く指導しトレーナーとしてのキャリアを広げましょう。

トレーナー資格を取得する

ジム経営をする上で、トレーナー資格は持っていないと話になりません。
トレーナー資格はトレーナーとしての知識・スキル・権威性を示すものであり、持っていなければ顧客の選択肢から自ずと外れるでしょう。
専門学校のカリキュラムやパーソナルジムの研修にトレーナー資格の取得が組み込まれていることもありますが、アオヤマトレーナースクール(アオトレ)などのパーソナルトレーナースクールで短期で資格を取得することがおすすめです。

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経営者として必要なスキルを身につける

トレーナーとしてのスキルを高めると同時に経営者としてのスキルも身に付けなければいけません。
経営者は色々な角度から事業を捉えてジムの売上向上を考えることが求められます。
トレーナーとしての実力はあるにも関わらず、集客できずジムを畳むことを避けるためにも経営能力を身につける必要があります。

利益が出る事業計画書の作成

まず初めに事業計画書の作成から着手しなければいけません。
ジムを開業、経営する際の年間目標を定めるだけでなく、投資先や融資先へ説明する際にも求められます。
目標売上、売上に到達するための顧客数、顧客を集めるための集客方法など、収益性が見込めるアウトプットを作らなければなりません。
作成しなければ、自社ジムが軌道に乗っているのかどうか分からず知らずのうちにジム経営が失敗している恐れがあるので、目標に対してアクションを起こすためにも必ず作成しましょう。

成功している経営者のもとで経営知識を身につける

ジム経営を成功させるには、現在進行形でジムを経営し売上を出している経営者直下で学ぶことが最短の近道です。
売上を上げるための施策、コストを抑えるための秘訣などジム経営に関するあらゆるノウハウを肌で感じられます。
トレーナー視点とは異なる経営視点を身につけられる最適な環境なので、アオトレなどのパーソナルトレーナースクールに通うことや経営者が主催するセミナーに通って壁打ち相談するなどのアクションを行いましょう。

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【儲かるジム経営の実現】アオトレはトレーナー・経営者の両軸から成長できる


アオトレはトレーナー・経営者の2つの軸から成長することが叶います。
名指しで顧客から選ばれるトレーナーでありつつ、ジムを複数店舗経営する経営者が講師であるため、専門学校やパーソナルジムに比べて実戦形式で自分の身体に落とし込むことができます。

日本チャンピオンから指名されるトレーナーのフィードバック付き授業

講師を務める伊勢トレーナーは日本チャンピオンのパーソナルトレーナーを務めています。
神経系を鍛えるトレーニング、瞬発力を鍛えるトレーニング、持久力を鍛えるトレーニングなど、顧客の要望や身体を見極めて本人に適したトレーニングを提供できるスペシャリストです。
実際の講義は座学と最大90時間の実技指導を行い、生徒に実演指導をし終わった後はフィードバックを行います。
現場で成功しているプロフェッショナルから直接足りない点を教えてもらえるので、1日目から現場で通用するトレーナーへと進化することが期待できます。

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立ち上げ〜経営を経験するジム経営者が講師

全国展開するパーソナルジムOUTLINEの経営者小林さんが経営に関する講義を行います。
OUTLINEは女性専用のパーソナルジムでクライアントは5,000以上抱える最も成功しているパーソナルジムの1つ。
さらに、小林さんは24/7workoutの創業メンバーで黎明期を経験してから、OUTLINEを開業しているので、ジム経営の再現性は非常に高いです。
開業、経営成功者のもとで経営に関するノウハウを糧にしたい人は小林さんほど、参考になる人はいないと言えるでしょう。

入会者限定の開業サポートで初期費用が抑えられる

アオトレに入学したら、開業時サポートを受けられます。
物件選び、マシン選定、マシン搬入〜組み立てまで一括でサポートを行います。
他の代行業者よりもコストを抑えて開業者をサポートするので、初期費用がかかるジム開業のコストを抑えることが期待できます。
開業サポートのプロが居るので、万全の状態で開業・経営できると言えるでしょう。

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まとめ

本記事ではジム経営を目指す人に儲かるジム経営を行うための方法を解説しました。
ジム経営はトレーナーとしてのスキル、経営者としての能力、どちらか一方でも欠けてしまうと成功する確率は下がってしまいます。
どちらの能力が合ってこそ、ジム経営は成功し年収やキャリアUPが臨めます。
トレーナーからも選ばれる業界TOPのトレーナー、長年経営を行っている経営者が講師を務めるアオトレでは両方のスキルを習得することができます。
両軸で成長したいと考える人は是非、アオトレで鍛錬しましょう。

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この記事を書いた人

トレタンチーフ学習アドバイザー

赤堀 拓

Takumi Akahori

トレタン学習サポートの責任者。
静岡県立大学大学院で運動生理学を専攻し、国家資格である管理栄養士資格を所有。ダイエットクリニックにて食事指導の経験もを持つ。
現在はトレタンの学習サポートをする傍ら、パーソナルジムのマーケティング支援等も行っており、パーソナルトレーニング業界において広く深い知見を持っている。趣味はトレーニングと大食い。