【徹底解説】NSCA-CPT資格とは?取得方法や認定パーソナルトレーナーのメリットなどを解説!
Contents
NSCAとは?
NSCAとは1978年にアメリカで設立されたストレングストレーニングとコンディショニングを専門とするトレーナー教育団体です。
略称はNational Strength and Conditioning Association(=全米ストレングス&コンディショニング協会)で、日本にも支部としてNSCAジャパンが存在します。
NSCAは一般人の健康増進やアスリートの疾病予防と競技力向上を目指し、理論に基づいたトレーニングとコンディショニングの知識の普及のための活動を実施しています。
資格も発行しており、NSCAが資格の発行を認めた人材は「NSCA認定パーソナルトレーナー」とも呼ばれています。
NSCAは認定国が52カ国と世界的に有名なトレーナー資格発行団体なのです!
NSCA-CPT資格とは?更新しないとどうなる?
NSCA-CPTはスポーツパフォーマンスとフィットネスの向上を目的とし、適切なストレングストレーニングと医学的、運動生理学的分野に関する専門知識が得られる資格です。
CPTとはCertified Personal Trainerの略なので、取得するとNSCA認定パーソナルトレーナーとして認められます。
学習内容は評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般に渡り、子供から高齢者、一般人からアスリートに対して適切に指導できるレベルまでの知識や実技指導が求められるので、取得することでトレーナー活動としての幅が大きく広がることは間違いありません。
また、日本やアメリカだけでなく韓国・イタリア・中国・スペインといった世界的に認められている民間資格であるため、いずれは海外での活動を考えている人にとっても取得しておいて損はありません。
活躍できる職種
NSCA-CPTはパーソナルトレーナーとして働きたい人はもちろん、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などフィットネスや健康に関連する分野の方が自分の知識を深めたり、活動領域を広げるために取得するトこともあります。
日本のパーソナルトレーナー業界では、一番知名度や人気がある資格と言っても過言でない資格となりますので、パーソナルトレーナーになりたい人にとっては非常におすすめの資格です。
どんな人におすすめの資格?
パーソナルトレーナー資格自体はさまざまな団体が発行しておりますが、NSCA-CPTは下記の特徴があります。
・パーソナルトレーニング指導における専門的な知識を網羅的に学べる
・権威性が高い
・受験費用が比較的安い
NSCA-CPTはパーソナルトレーニング指導における専門的な知識を網羅的に学べます。
他のトレーニング資格に比べると若干難易度は高くなりますが、その分パーソナルトレーナーとして働く際にジム側やお客様から信頼を得ることができます。
また後述しますが受験費用も安いため、「安く資格を取得し、パーソナルトレーナーとして本格的に活動したい人」におすすめの資格となっております。
他にもフィットネス関連の知識を深めていきたい人や趣味としてボディメイクを行っている人で自身のトレーニングの質を上げたい人などにもおすすめできる資格です。
他の資格との難易度がどれくらい変わるのか気になる方はこちらの記事もご参考ください。
あわせて読みたいパーソナルトレーナー資格の難易度はどれくらい?資格の内容・費用を解説これからパーソナルトレーナーになる方にとって、取得する資格の難易度や合格率は気になる部分かと思います。
本記事ではNSCA-CPTを中心に
受験費用
NSCA-CPTの資格取得までかかる料金総額は学生で57,100円、社会人で59,200円です。
受験費用は46,000円で、入会費が学生が11,000円、社会人が13,200円かかります。
また最初に設定した120日間の受験期間を240日に延長したい場合は追加費用11,000円が発生します。
試験の一発合格に自信がない場合は事前に延長の申請をしておきましょう。
申請に関する話は後ほど詳しく解説します。
その他のトレーナー資格の費用が気になる方はこちらから!
受験日程と試験会場
NSCA-CPTは全国各地にあるテストセンターで行うため、365日試験を行うことが可能です。
地方に住んでいる方や仕事で中々受験日程が決めづらい方にも取りやすい資格になっています。
受験資格
①出願時及び受験時に、NSCAジャパン会員(正会員、学生会員)
②出願時、満18歳以上
③出願時、高等学校以上の者。または高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定)合格者
NSCA-CPTの受験資格は上記3つを満たしていることが条件です。
また、1年以内に取得した卒業証明書や修了証明書、合格認定書を出願時に提出しなければいけないので注意が必要です。
試験内容
分野 | 問題配分 | 問題数 |
---|---|---|
クライアントに対する面談と評価 | 25% | 32 |
プログラムプランニング | 31% | 45 |
エクササイズテクニック | 31% | 43 |
安全性、緊急時の手順、法的諸問題 | 13% | 20 |
ノンスコアボード問題 | – | 15 |
合計 | 100% | 155(採点対象は140問) |
試験内容はスコアード問題140問とノンスコアード問題15問の合計155問で構成されています。
試験内容のカテゴリは5つに分かれ「クライアントに対する面談と評価」、「プログラムプランニング」、「エクササイズテクニック」、「安全性、緊急時の手順、法的諸問題」、「ノンスコアード問題(採点対象外の問題)」となっています。
3択の選択式問題が主ですが、中には映像や画像を見て解答する問題があるため、実践を想定しながらテスト対策をしなければいけません。
テストはテストセンターと呼ばれる会場でパソコンを使って解く形式になるので注意しましょう。
取得条件
NSCA-CPTは得点率が70%以上合格となります。
ただし155問の中でも得点配分は変わるので、難易度が高い問題をしっかり解答し得点率を上げることが重要です。
受験方法
大まかな受験方法は下記の通りです
①NSCAジャパンに会員登録
②出願
③テストセンターの予約
④実際に受験する
こちらに関して後ほど細かくご説明するのでご安心ください!
更新しないと資格失効になる
NSCA-CPTの資格は更新しなければ資格は失効されます。
有効期間は3年間とされており、更新料を払う他に「CEU」というNSCAへの貢献度のポイントも更新時には求められます。
CEUを加算するにはNSCAジャパン主催の教育イベントへの参加、パーソナルトレーニングの記事に関連するクイズの解答や自己学習活動の申告が含まれます。
資格を取得したからといって、学習を怠るのではなく日々継続的に学習に励みトレーナーの知識をアップデートするようにしましょう。
他のパーソナル資格であるNASM-PESは更新が必要ないので、気になる方は以下の記事を御覧ください!
NSCA-CPT資格の合格率や難易度はどれくらい?落ちた場合どうなる?
NSCA-CPT資格の合格率
NSCA-CPTの合格率は65%です。
他のパーソナルトレーナー資格の合格率が50-60%前後であるため、合格率自体は低くありませんが、試験内容自体は他の資格より若干難しめとなります。
ただ、年次によって合格率は異なり、日本資格取得支援ジャパンが発表するデータでは合格率が50%台の年もあります。
上記のように、合格率は年ごとに異なるのでテスト対策は入念に行いましょう。
落ちた場合は再受験
NSCA-CPTの試験に落ちてしまっても二度と受けられない、ということはありません。
落ちてから90日後に再受験することが可能です。
ただ、再受験するとなると再受験料46,000円負担しなければならないため、費用を抑えるためにもやはり1発合格を目指しましょう。
他のパーソナルトレーナー資格の難易度が気になる方はこちらを御覧ください!
【資格一覧表】NSCA-CPT資格とCSCSなど他の資格との違い
NSCA-CPTの資格取得を検討している人の中には「他の資格取得と迷っている」という人もいるのではないでしょうか。
そこで、他の人気資格であるNSCA-CSCSやNESTA-PFT、JATI-ATIとそれぞれ項目ごとに比較表を作成しました。
それぞれの項目を見比べ、自分にNSCA-CPTが適しているか確認しましょう!
各資格の特徴早見一覧表
資格名 | 受験費用(総額) | 主な受験条件 | 難易度 | 受験日程 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
NSCA-CPT | 57,420円〜 | 高校卒業 | やや難しい | 全国各地で365日受験可能 | 一般人からアスリートまで指導できる |
NSCA-CSCS | 61,200円 | 大学卒業 又は 高度専門資格取得 |
難しい | 全国各地で365日受験可能 | アスリートやプロチームが指導の対象 |
NESTA-PFT | 72,500円〜(*コースによって異なる) | 高校卒業 又は NESTA認定カリキュラム卒業者 +諸条件あり |
普通 | 年12回(東京) 地方は不定期 |
集客などのビジネススキルに関しても学べる |
JATI-ATI | 157,400円〜 | 養成講習会参加+課題提出 +諸条件あり |
低い | 全国各地で年3回 | 日本人に合ったトレーニング理論が学べる |
NSCA-CSCS
入会金 | 社会人:13,200円 学生:11,000円 |
---|---|
受験費用 | 50,200円 |
難易度 | 難しい |
合格率 | 50% |
問題集 | あり |
試験日程 | 365日受験可能 |
おすすめの人 | ・アスリートを指導したい人 ・プロスポーツチームに携わりたい人 ・パーソナルトレーナーを目指す人 |
NSCA-CSCSは指導対象がアスリートやプロスポーツチームであることが特徴です。
筋肉が出すパワーの出力の向上や身体を正しい状態にさせるコンディショニングの知識が得られるプログラムが組まれています。
NSCA-CPTより求められる指導レベルも上がるため、難易度も難しく設定されています。
ただ、アスリートにも指導が行えるのでプロを相手に仕事をしたい人、高い年収を追い求めたい人におすすめの資格です。
NSCA-CSCSの合格率は50%と他の資格に比べて難しいので深いトレーナー知識が求められます。
NESTA-PFT
受験費用 | ダイレクトコース:72,500円 ショートゼミコース:120,500円 ロングゼミコース:168,500円 WEBコース:107,500円 |
---|---|
難易度 | 普通 |
合格率 | 50%〜60% |
問題集 | あり |
試験日程 | 東京は月に1回、その他地域では不定期で開催 |
おすすめの人 | ・パーソナルトレーナーを目指す人 ・トレーニング知識だけではなく、ビジネス知識も学びたい人 ・海外で活躍したい人 |
NESTA-PFTはパーソナルトレーニングとビジネス分野に特化している資格です。
そのため、他の資格問題では見られないジムの経営やマーケティングに関する問題が試験で出題されます。
心理学、顧客とのカウンセリング、売上を上げるための方法など、一般的なパーソナルトレーナー以上の知識が求められるので、将来トレナーとして独立や開業を目指す人にNESTA-PFTはおすすめの資格です。
NESTA-PFTの取得の際は各コースの受験が必要となっており実務経験や体育系の大学を卒業している場合などはダイレクトコースで受験可能ですが、NESTAが指定する条件を満たしていない方はそれぞれ他のコースを受講する必要があります。
NESTA-PFTを詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。
JATI-ATI
入会金 | 11,000円 |
---|---|
受験費用 | 146,000円 |
難易度 | 普通 |
合格率 | 50%〜90% |
問題集 | あり |
試験日程 | 各地域で年に3回実施 |
おすすめの人 | ・パーソナルトレーナーを目指す人 ・日本人に特化して指導技術を磨きたいしたい人 ・スポーツジムやフィットネスクラブで働きたい人 |
JATI-ATIは日本の環境にあったトレーニング理論や技能、知識を身につけられる資格です。
スポーツジムやフィットネスジムで応募用件として使われることもある資格で、難易度は低いのいで対策さえすれば高い確率で合格できる資格です。
JATI-ATIを受けるためには、養成講習会を32時間分受けなければならず、その受講費が高いため資格取得の総額が高くなるのも特徴です。
値段は張りますが、比較的安易にとれ国内では信頼されている資格になるので、着実に資格取得しトレーナーになりたい方のおすすめの資格となります。
就職にも有利!NSCA-CPT資格を取得するメリット
身体や運動についての知識が増える
NSCA-CPTの資格を取得することで解剖学、生理学、運動処方や栄養学などトレーナー活動に欠かせない知識を得ることができます。
胸を大きくしたいクライアントに対して胸だけに効かせられるトレーニングプログラムの作成であったり、体重が落ちないクライアントに対する食事の提案などとクライアントの要望にパーソナライズした指導を提供できます。
「パーソナルトレーナー」になリたい人にとってはNSCA-CPTは最適な資格であると考えています。
NSCA-CSCSは内容はかなり専門的なものであるものの、アスリート向けになるので、一般人を相手にするパーソナルトレーニングにはオーバースペックすぎる部分があります。
またNESTA-PFTやJATI-ATIより網羅的に科学的根拠に基づいたトレーニング知識をつけられるのが特徴となっており、クライアントの年齢・性別・経験問わずプログラムデザインできるようになるのがNSCA-CPTを取得するメリットです。
解剖学の学習内容を知りたい方は以下の記事を参考にしましょう!
他の資格と比べて受験しやすい
NSCA-CPTの資格は他の資格より受験資格や受験費用のハードルが低く取得しやすいです。
他の資格であれば、高校卒業以上の学歴や実際トレーナーとしての指導実績、さらには各団体が指定している講習会などの受講が必要になっています。
NSCA-CPTであれば受験資格は最低限に抑えられているので、どなたでも受けやすい資格です。
また対策問題集や合格体験談なども多く出回っているので、試験対策がしやすいのも特徴です。
ただ試験自体は簡単なものではないので、しっかり対策してから試験に臨むようにしてください。
NSCA認定パーソナルトレーナーとして採用されやすい
NSCA-CPT資格を取得したNSCA認定パーソナルトレーナーはジムから採用されやすい傾向にあります。
実際、Indeedなどの求人では募集要項に「NSCA-CPT資格取得の方」と記載されています。
時給も2,000円〜3,000円と設定されているため、トレーナー資格を保持していないトレーナーよりも好条件で働くことができるのです。
パーソナルトレーナー業界の動向や求人を知りたい方はこちらから
試験日程は?最短で終わらせるNSCA-CPT取得までの流れ!
NSCA-CPTは受験と決意してから、
早く資格を取得したい人にとって申請で2~3ヶ月もかかってしまうのは勿体無いので、事前に申請の流れを掴んでおきましょう。
NSCA-CPTの資格取得までの流れは下記の通りになります。
最短でこうした手続きを終わらせるのであれば、手順の①②③は1日にまとめて、④⑤は高卒証明書が届き次第まとめて1日で行うことをお勧めします。
①NSCAジャパン入会
まず一番最初にやるのはNSCAジャパンの入会手続きです。
こちらのNSCA公式ページから画面の指示に従って必要情報を記入し、年会費を支払うと登録完了です。
年会費は学生が11,000円、社会人が13,200円で、支払いはクレジットかコンビニのいずれかを選択することができます。
②高卒証明書類の発行申し込み
つづいて行うことは、高卒証明書類の発行申し込みです。
以下のいづれかを用意する必要があります。
①高等学校の卒業証明書の原本
②学校教育法が定める4年制、6年制大学、短期大学、もしくは専修学校の卒業証明書又は在学証明書の原本
③高等学校卒業程度認定試験又は大学入学資格検定の合格証明書の原本(通信で卒業した人のみ)
④学位取得を証する証明書(学位授与証明書、修了証明書、transcriptなど)の原本
①は自分が通っている(た)高校で発行、②,④は自分が通っている(た)大学で発行、③は文部科学省に申込書を輸送して発行します
③CPR / AED講習の申し込み
CPR/AEDとは心肺蘇生やAEDの講習のことを指します。
CPR/AED講習は全国各地の消防署や日本赤十字社などで受講できるので最寄りの各消防署または赤十字社にお問合せください。
東京に住んでいる方は東京防災救急協会が行っているので、上記2つが空いていない場合はこちらを使うことも有効です。
CPR/ AED講習は地域によっては予約が埋まっており中々受けることができないので、早めに対応するようにしましょう。
④出願手続き
つづいて出願手続きをします。
下記の手順に沿って行ってください。
①NSCAジャパンのマイページにログイン
②【試験・検定情報】から出願手続き
③出願する試験資格を選択
④基本情報の確認と選択
⑤試験ポリシーと倫理規定を確認し、同意
⑥必要な提出書類の確認と情報入力
⑦登録情報と提出書類の最終確認
⑧受験料の支払い手続き&提出書類の準備と郵送
NSCA-CPTは出願してから120日間以内が受験可能期間になりますので注意してください。
また先述の通り、もし受験期間を240日に伸ばす場合は追加で11,000円かかってしまうので、試験勉強の時間を4ヶ月以上確保したい方は出願手続きでストップし、勉強をすることをお勧めします。
ちなみに試験に関しては予約した試験日時の24時間前であれば何回でも変更可能となっています。
出願手続きには高卒証明書類が必要となるので、届いた日以降に行うと良いでしょう。
CPR / AEDの講習完了書類はもしあればこのタイミングで送るのが良いですが、こちらに関しては試験後でも問題ありません。
⑤試験日程の予約
出願手続きが終わるとピアソンVUEからメールが届くので、メール内に記載されているURLより試験の予約手続きをすることが可能です。
*ピアソンVUEとはテストセンターを運営している会社です。
⑥試験
試験当日は予約時間の15分前にはテストセンターに到着しているようにしましょう。
本人確認があるため、運転免許証やパスポート、マイナンバーカード、写真付き住民基本台帳カード、外国人登録証明書のいずれかの原本を忘れずに持っていくようにしてください。
予定開始時刻を15分過ぎると受験は認められず、返金もないため注意しましょう。
また予約等のキャンセルを行わずに欠席しても受験資格をなくし返金対応もされないため注意が必要です。
その他気になる点があれば、ぜひNSCA公式サイトもご参考ください
NSCA-CPT資格のおすすめの勉強方法!独学・オンラインでも取得可能?
トレーナーはテキストで独学というのも1つの手段
トレーナーや理学療法士など既に運動や身体への理解が深い人はテキストや問題集を購入し独学するということも1つの選択肢です。
ただ、NSCA-CPT資格取得には計算問題やvo2maxなどの専門用語が含まれた問題も解かなければなりません。
そのため、まずは独学で勉強し自分の理解度を確認した上で、独学で合格を目指すか別の選択肢を考えるという進め方がよいでしょう。
独学で資格を取得したい方は以下の記事を御覧ください!
1から勉強する人はオンライン講座やスクールがおすすめ!
トレーナーに関する勉強をしたことがない人はオンライン講座やスクールがおすすめです。
現役トレーナーや大学教授が講師などプロが直接授業をしてくれるため、効率よく学習を進めることができます。
パーソナルトレーナースクールでは資格に必要な授業に加えて、クライアントの指導やカウンセリングなどの内容も含まれています。
トレーナーになるための要素が詰まっているため、費用は50万円以上であることが一般的であるため、NSCA-CPTの資格のみ取得したい方はオンライン講座に通うとコストを抑えて資格を取得することが可能なのです。
隙間時間ではアプリや本の活用も!
電車の移動時間などの隙間時間では携帯アプリや動画も活用しましょう。
短い時間でも授業で習ったこと・習っていないことを学習することができます。
NSCA-CPTの資格取得に必要な項目が勉強できる本やアプリは以下を参考にしましょう。
①「スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる」
②「サプリメントまるわかり大辞典」
③「ヒューマン・アナトミー・アトラス2023」
④「ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典―部位別・動作別にわかりやすくリアルに徹底解説」
⑤「図解入門よくわかる生理学の基本としくみ (図解入門 メディカルサイエンスシリーズ)」
⑥「ウイダーストレングス&コンディショニング エクササイズバイブル」
パーソナルトレーナー向けのおすすめの本をもっと知りたい方はこちらから!
NSCA-CPTを最短で取得したい方はトレタンがおすすめ!
最短2ヶ月でNSCA-CPT資格の取得が可能!
トレタンは最短2ヶ月でNSCA-CPT資格の取得が可能です。
授業カリキュラムはNSCA-CPTの出題範囲に沿って組まれており8週間の授業と模試の繰り返しで理解度を深める内容で構成されています。
更には問題演習が1,000問用意されているので何度もテストを勉強することで苦手分野を克服することができるのです。
また2ヶ月間はプロの学習指導者による学習サポートがついているので、毎週行われる模試の結果を見て、あなただけにあった効率の良い勉強プランを提供し、二人三脚で合格まで走り抜けます。
完全オンデマンド授業なので、忙しい社会人の方や地方在住の方でも学習可能です!
防衛大学の現役講師が指導!
トレタンの講師は防衛大学の現役講師である野口史織先生。
早稲田大学を首席で飛び級し、国立スポーツセンターでも勤務をしています。
競技者としても優勝経験があり、トレーナー資格の発行団体のNESTAの公認講師でもあります。
指導者でもプロの野口先生に直接質問できる環境を用意しているため、初めてトレーナーに関する勉強をする人でも不安なく授業を進められるのです。
月額1万円から受講可能!
トレタンは分割払いで月額1万円から受講可能です。
実技指導もあるトレーナースクールは50万円以上かかることも珍しくありませんが、トレタンは費用を抑えてNSCA-CPTの資格取得を目指すことができます。
リーズナブルに資格を取得したいという方にとってもトレタンはおすすめのスクールなのです。
【回答付き!】NSCA-CPT資格の問題集
NSCA-CPT資格の例題問題集を解き、自分の理解度はどれくらいか確認しましょう。
問題
問1:腰椎前屈および腹部屈曲エクササイズがともに禁忌となるのは、どの既往歴を有するクライアントか?
A:脊椎すべり症
B:椎間板ヘルニア
C:脊椎分離症
問2:炎症の5徴候として正しい組み合わせはいずれか
A:疼痛、発赤、熱感、腫脹、機能障害
B:疼痛、発赤、熱感、浮腫、機能障害
C:悪寒、発赤、熱感、腫脹、機能障害
問3:骨格筋の力-速度関係について、誤っているのは次のうちいずれか
A:短縮性筋活動は筋の速度が速いほど発揮筋力が上昇する
B:等尺性筋活動では短縮性よりも大きな力発揮する
C:力-速度関係とは、筋活動が最大の時に筋がその速度で発揮できる最大の力
問4:競技パフォーマンスに最も効果的に転移する運動前の活動はどれか?
A:PNFストレッチング
B:特異的ウォーミングアップ
C:一般的ウォーミングアップ
問5:バルサルバ法に関して、誤った説明はどれか?
A:腹部及び肋骨周辺の筋が収縮している間、肺から空気が出ていくのが妨げられる
B:閉じられた喉に対して息を吸うことを試みている状態
C:横隔膜及び体幹の深部筋が収縮し、腹腔内圧が上昇し、エクササイズを行う上で脊柱にかかる圧縮力及び他の筋群の関与が減少する
問6:パワースナッチを行なう際に用いるグリップはどれか?
A:プロネイティッド (クローズド)
B:スピネイティッド(クローズド)
C:プロネイティッド(フック)
問7:中程度の酸化的能力と無酸素性能力を持つ筋線維タイプはどれか
A:FOG線維
B:FG線維
C:遅筋線維
問8:太い筋フィラメントはどれか
A:アクチン
B:ミオシン
C:トロポミオシン
問9:関節に関して誤った説明はどれか
A:半関節の例として、線維結合の関節、軟骨結合の関節、胸骨と肋骨の間などがある
B:可動関節は滑膜性の関節であり、可動域が大きく、肩関節は可動域が最も大きい
C:頭蓋骨の縫い合わせや歯根と下・上顎骨との間は可動関節に分類される
問10:フラットバックについて次の説明のうち、誤っているのは次のいずれか
A:胸椎が平坦になりやすい
B:股関節と膝関節がピンと伸びてしまう
C:全体として脊柱の弯曲が増強されている
回答
問1:B 椎間板ヘルニア
問2:A 疼痛、発赤、熱感、腫脹、機能障害
問3:A 短縮性筋活動は筋の速度が速いほど発揮筋力が上昇する
問4:B 特異的ウォーミングアップ
問5:B 閉じられた喉に対して息を吸うことを試みている状態
問6:A プロネイティッド (クローズド)
問7:A FOG線維
問8:B ミオシン
問9:C 頭蓋骨の縫い合わせや歯根と下・上顎骨との間は可動関節に分類される
問10:C 全体として脊柱の弯曲が増強されている
皆さんはいくつ正解したでしょうか?
またこれらの問題はトレタンで提供しているオリジナル問題です。
「解説が気になる!」という方はトレタンで学習してみましょう!
他にも問題を解きたい方はこちらから!
トレタンに通いNSCA-CPTを取得しよう
本記事ではNSCA-CPT資格の概要から例題問題の解説まで行いました。
NSCA-CPT資格はパーソナルトレーナー資格の中でも合格率は高いですが、それでも初めて身体や運動、栄養学を勉強する人にとっては未知でどうやって勉強を進めていけばいいのかわからないということも珍しくありません。
トレタンでは、プロの専門家がサポートし最短30時間の学習で取得が目指せるサービスを提供しています。
月額1万円からでも受講が可能なので、どんな勉強をしていけばいいか不安な人はトレタンと一緒に資格取得を頑張ってみませんか?